「国内女子」記事一覧

1800万円獲得の藤田さいきが11位浮上 山下美夢有は“イ・ボミ”超えかかる最終戦へ【女子賞金ランキング】

国内女子ツアー「大王製紙エリエールレディス」を終えて、最新の賞金ランキングが発表された。 復活Vを果たして大粒の涙を流す藤田さいき【写真】 今大会で11年ぶりの優勝を果たした藤田さいきが、賞金1800万円を獲得。今季通算を7759万8586円として、前週の17位から11位に浮上した。 ランキング1位の山下美夢有は11位タイの賞金175万円を加算し、今季通算を2億502万967円に上積みした。 2015年にイ・ボミ(韓国)が記録した1年間...

大逆転は起きず…最後の戦いが終了 シード争いで笑った人、泣いた人

<大王製紙エリエールレディス 最終日◇20日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71> 出場者が限られる最終戦を除き、2022年シーズンの全日程が終了。来季を彩るシード選手が決まった。結局、今大会での逆転は起きず、もともとメルセデス・ランキング(以下、MR)50位以内にいた選手たちがそのままシードを獲得した。 “怪物の娘”川岸史果がシード返り咲き【写真】 開幕前にギリギリのMR50位だった川岸史...

最後まで食らいつくも大会6度目の2位 鈴木愛は涙の敗北にも納得「さいきさんがもっといいプレーだった」

<大王製紙エリエールレディス 最終日◇20日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71> 「今週は結果にとらわれすぎない」と自然体で優勝争いに加わった鈴木愛。最後まで名勝負を演じるも藤田さいきに1打及ばず2位でフィニッシュ。最後は涙を見せたが、「やり切ったので悔しいですけど、悔いはない。さいきさんがもっといいプレーだった。仕方ないですね」と勝者をたたえた。 鈴木愛と藤田さいき、最後は健...

11年ぶり優勝を挙げた2人の共通点 亡きキャディに捧げる強い思い

<大王製紙エリエールレディス 最終日◇20日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71> 金田久美子の史上最長の“ブランク”優勝から3週間、今度は愛媛で藤田さいきが優勝し、2人目の11年ぶりの優勝者が誕生した。「久美ちゃんの優勝は泣いてみていました。私も頑張ろうと励みになりました」と金田の優勝が刺激となったことは間違いないが、この二人にはある共通点があった。 今年4月のフジサンケイレディス...

シード復帰を目指す プロ7年目の大出瑞月【きょうは誰の誕生日?】

11月21日は、プロ7年目の大出瑞月の誕生日。1997年生まれで、きょうで25歳。QT4位の資格で戦った今シーズンは「資生堂レディス」5位タイ、「NOBUTA GROUPマスターズGCレディス」6位などの成績を残しているが、メルセデスランキング(18日現在)は65位。来季のシード権獲得には手が届いていない。 2022年開幕戦で撮影!大出瑞月のドライバースイング【連続写真】 群馬県館林市出身。7歳のときに父親と練習場に行ったのがきっかけで...

岩井ツインズが史上初となる姉妹同一年シード!「JLPGAを引っ張っていけるように」

<大王製紙エリエールレディス 最終日◇20日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71> 国内女子ツアーは出場者が限られる最終戦を除き、全日程が終了した。来季のシード選手が確定し、双子の岩井明愛(あきえ)・千怜(ちさと)姉妹がそろってシード入り。ツアー史上初となる姉妹で同一年シードを獲得した。 岩井ツインズがドレスに着替えたらこうなる【写真】 すでに今季2勝を挙げてシードを確定させてい...

藤田さいきが11年ぶりVに号泣 夫の話には声詰まらせ「結婚してダメになったと言われ…」

<大王製紙エリエールレディス 最終日◇20日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71> 6月の「宮里藍 サントリーレディス」でパットを外して18番グリーンで尻もちをついてから5か月。今度はその場から起き上がることができなくなった。だが、唯一違うことがある。今度は歓喜なのだ。藤田さいきはトータル21アンダーまで伸ばして、2011年の「富士通レディース」以来11年35日ぶりとなる美酒に酔った。 ウィニ...

渋野日向子が参戦、原英莉花も滑り込み 最終戦を彩る40人決定

<大王製紙エリエールレディス 最終日◇20日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71> シーズン37試合目が終わり、最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」に出場する40人が決定した。 初出場は岩井千怜、セキ・ユウティン(中国)、川崎春花、尾関彩美悠、佐藤心結、佐久間朱莉。また、富士通レディスを制した古江彩佳、世界ランキング50位以内の資格で渋野日向子、笹生優花と今季世界を舞...

川崎春花、岩井千怜らが初獲得 来季を彩るシード選手51人決定

<大王製紙エリエールレディス 最終日◇20日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71> 出場者が限られる最終戦を除き、2022年シーズンの全日程が終了。来季を彩るシード選手が決まった。シード選手となったのはメルセデス・ランキング上位50位、そして「富士通レディース」を優勝した古江彩佳を加えた51人となる。 岩井ツインズがドレスに着替えたらこうなる【写真】 初シードを獲得したのは川崎春花、岩井...

原英莉花が重圧の“胃痛”も自力で最終戦切符をゲット!「もう怖いものは何もない」

<大王製紙エリエールレディス 最終日◇20日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71> 今大会開幕前の最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の出場権は40番目。つまり土壇場の状況だった原英莉花だったが、トータル8アンダーまで伸ばして自力で出場権をもぎ取った。 初日は“ヒョウ耳&ヒョウ柄”で勝負をかけた原英莉花【写真】 最終戦だけでなく連覇がかかる戦いに、初日は4連続バーディ...

藤田さいきが亡きキャディ、夫に捧げる11年ぶりV 「優勝をみせることができてよかった」

<大王製紙エリエールレディス 最終日◇20日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71> 最終18番。藤田さいきはおよそ1.5メートルのウィニングパットを決めると、一歩踏み出してその場にしゃがみ込んだ。大粒の涙を流しながら両手でガッツポーズしたこの勝利は、11年35日ぶり。鈴木愛とのデッドヒートを制し、2011年の「富士通レディース」以来となる通算6勝目を飾った。 ウイニングパットを決めて座り込ん...

全米女子アマ制覇も! 馬場咲希は激動の1年を振り返り「想像していた何倍もいい経験」

<大王製紙エリエールレディス 最終日◇20日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71> 5月の「ブリヂストンレディス」ローアマ、6月の「全米女子オープン」予選通過、そして8月の「全米女子アマ」優勝と激動の一年を過ごした馬場咲希。今季最終戦となる今大会はトータル8アンダーの15位タイ。ローアマを獲得して締めくくった。 馬場咲希のクラブセッティングはプロ顔負けのハードスペック【写真】 「4日間...

藤田さいきが11年ぶり復活V 鈴木愛とのデッドヒート制す

<大王製紙エリエールレディス 最終日◇20日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71> 国内女子ツアーは最終ラウンドが終了した。首位と1打差で出た藤田さいきが4バーディ・ボギーなしの「67」をマークし、トータル21アンダーで逆転。2011年「富士通レディース」以来となる11年35日ぶりの通算6勝目、自身初のミセスVを果たした。 実力者ふたりの名勝負を見守った大ギャラリー【写真】 前半で2ストローク伸...

<中間速報>鈴木愛が単独首位キープ 藤田さいきは1差追走

<大王製紙エリエールレディス 最終日◇20日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71> 国内女子ツアーは最終ラウンドが進行中。全選手が前半の競技を終えて、今季初優勝がかかる鈴木愛が2つ伸ばし、トータル20アンダー・単独首位をキープしている。 初日は“ヒョウ耳&ヒョウ柄”でも注目を集めた原英莉花【大会写真】 1打差2位に11年ぶりVを狙う藤田さいき。6打差3位タイにリ・ハナ(韓国)と野澤真央、8...

オフの課題の1つ!? 女王のネイル事情【女子ツアーの“ヒトネタッ”!】

ゴルフのトーナメント会場は“ネタの宝庫”。ただ、そのすべてを伝えることはなかなか困難なこと…。そこで現場記者がコースを歩くなか“見た”、“聞いた”もののなかからちょっと気になった1つのテーマ、すなわち“ヒトネタ”をご紹介! 今回は「大王製紙エリエールレディス」が行われている愛媛県のエリエールゴルフクラブ松山から。 上田桃子のネイルはあのゲームがモチーフ 今季ツアー史上初となる年間5勝、過去最高賞金額を...

<速報>最終戦出場へ順位を落とせない原英莉花はパー発進 最終組は9時10分にティオフ

<大王製紙エリエールレディス 最終日◇20日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71> 50人のシードをかけた最後の戦いは最終日が始まった。すでにシードを確定させている原英莉花にとっては、今年活躍した40名だけしか出場できない最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の出場可否が決まる日となる。 初日は“ヒョウ耳&ヒョウ柄”でも注目を集めた原英莉花【大会写真】 トータル5アンダー...

しそうでしない?やらなそうでする? 上田桃子のガッツポーズのナゼ

<大王製紙エリエールレディス 3日目◇19日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71> この日最初のバーディを奪った2番ホールで上田桃子は力強くこぶしを2度握った。きょうは気合いが入っている。そう見ていると、次の3番では連続バーディとしたにもかかわらずギャラリーに手を挙げただけ。あれ?同じバーディなのになぜガッツポーズをしなかったのだろう。 上田桃子が「めん棒」で作る究極のストレートス...

今季2人目の11年ぶり優勝者誕生なるか 藤田さいきは最難関ホールでミラクルバーディ

<大王製紙エリエールレディス 3日目◇19日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71> 10月末に行われた「樋口久子 三菱電機レディス」で金田久美子がツアー史上最長ブランク(1988年以降)となる11年189日ぶりの優勝を決めたが、その3戦後の今大会でも記録更新はならないものの11年35日ぶりの優勝が見えてきた。2011年の「富士通レディース」以来、勝ち星から遠ざかっている藤田さいきが、首位と1打差の2位...

原英莉花の最終戦確定へ 「イラっとした」ラウンドも安全圏浮上濃厚

<大王製紙エリエールレディス 3日目◇19日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71> 選ばれし40名の選手しか出場できない最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」(11月24〜27日・宮崎カントリークラブ)の切符争いもいよいよ残り1日となった。 初日は“ヒョウ耳&ヒョウ柄”でも注目を集めた原英莉花【写真】 出場できるのは今季の日米ツアー優勝者、11月8日時点での世界ランキング50位以内...

今年は“逆転劇”なし? シード圏外の選手たちが軒並み苦戦

<大王製紙エリエールレディス 3日目◇19日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71> 出場者の限られる最終戦を除き、今季最後の試合となる今大会。これまで最終日にイーグルを奪った2016年の藤本麻子、昨年2位に入った柏原明日架といった選手たちがこの大会で逆転シードを手にしてきた。だが、今年は圏外のプレーヤーが軒並み苦戦している状況だ。 今年のダークホース? 逆転シードへ前進したリ・ハナ【...