このエントリーをはてなブックマークに追加

原英莉花が重圧の“胃痛”も自力で最終戦切符をゲット!「もう怖いものは何もない」

<大王製紙エリエールレディス 最終日◇20日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71>

今大会開幕前の最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の出場権は40番目。つまり土壇場の状況だった原英莉花だったが、トータル8アンダーまで伸ばして自力で出場権をもぎ取った。

初日は“ヒョウ耳&ヒョウ柄”で勝負をかけた原英莉花【写真】

最終戦だけでなく連覇がかかる戦いに、初日は4連続バーディと最高の流れでスタートした原だったが、その後は波に乗れず。もどかしい状況が続いたが最終日にボギーフリーの「68」で回って自らの手でつかみ取った。

この日のプレーを振り返り、「ボギーを打たなくてよかった。バーディを獲れなかったので…」と苦笑い。それでも「変な圧から解放された。胃が痛かったです(笑)そのなかでも楽しみながらプレーできたと思う」と気持ちで戦い抜いた。

最終戦は2020年に制しており、大会2勝目、そしてチャンスがあと1試合となった今季初優勝を目指す戦いとなる。「もう怖いものはなにもない。自分が持っているものを出し切れるように。ちょっとしたきっかけでスカッとできる。それをつかめるように調整したい」。泣いても笑っても最後の戦い。すべてを出し切りたい。(文・秋田義和)

<ゴルフ情報ALBA.Net>