「国内男子」記事一覧

バハマ、コロンビア、チリ…来年は遠征が過酷 米下部ツアー出場権確保の大西魁斗が3戦ぶり国内戦「まずは1勝したい」

<ダンロップフェニックス 事前情報◇15日◇フェニックスカントリークラブ(宮崎県)◇7042ヤード・パー71> 米国男子ツアー下部のコーンフェリー・ツアーの来季の出場権をかけたQスクール最終予選会で12位に入り、出場権を手にした大西魁斗が3戦ぶりに国内ツアーに復帰する。 国内ツアーフル参戦1年目の今季、「フジサンケイクラシック」でツアー初優勝を遂げるなど“新顔”として存在感を示す大西は、9歳で渡米し、米国で活躍...

松山英樹以来の新人賞金王「めちゃくちゃ狙っています」 320ヤード砲の河本力は久々“トレ”で逆転キングに望み

<ダンロップフェニックス 事前情報◇15日◇フェニックスカントリークラブ(宮崎県)◇7042ヤード・パー71> 2013年の松山英樹以来のルーキーイヤー賞金王はまだ諦めていない。ドライバーの平均飛距離320ヤード以上を誇る河本力は、昨年12月にプロ転向し、今季の国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」でプロデビュー。今季はここまで2勝を挙げて賞金ランキングは6位につけている。2戦連続トップ5以内と好調を維持し、逆転キング...

26歳・勝俣陵が57人抜き 中西直人は逆転可能な位置まで浮上【男子シード動向】

残り3試合となった国内男子ツアー。最終戦までのカウントダウンがはじまり、シード争いも佳境を迎えている。 石川と勝俣のダブル“リョウ”【写真】 メルセデス・ランキングに一本化された国内女子ツアーとは異なり、男子ツアーのシード権争いは海外メジャーの獲得賞金額を含む『賞金ランキング』によって決定。同65位以内に入った選手に来季のフル出場権が与えられる。 先週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」では石川遼が星野...

ツアー通算16勝 今季はLIV戦にも出場しながら国内では選手会長を務めた谷原秀人【きょうは誰の誕生日?】

11月16日は、ツアー通算16勝を挙げている谷原秀人の誕生日。1978年生まれで、きょうで44歳。今季はジャパンゴルフツアーの選手会長を務めている。 谷原秀人の迫力ある水切りショット【写真】 広島県尾道市出身。12歳からゴルフをはじめ、東北福祉大時代は「中国アマ」で3連覇。ナショナルチームでもプレーした。 プロ入り後に素質が開花。2002年のQTをトップ通過すると、03年の「マンダムルシードよみうりオープン」でツアー初優...

3年ぶり復活Vを遂げた石川遼 最近増えた若手からの“お誘い”に「うれしいですね」

<ダンロップフェニックス 事前情報◇15日◇フェニックスカントリークラブ(宮崎県)◇7042ヤード・パー71> 前週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で星野陸也とのプレーオフを制して3年ぶり、通算18勝目を挙げた石川遼。優勝後はたくさんの祝福の連絡が届き、コース入りしたこの日は、すれ違う選手や関係者からお祝いの言葉をかけられて「うれしかったですね」と改めて優勝を実感した。 練習ラウンドのこの日は、9月にプロ転...

アイアン4本、ウェッジ5本 石川遼が飛距離の階段に“あえて”ギャップを作った理由【勝者のギア】

<三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日◇13日◇太平洋クラブ 御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70> 前週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で2010、12年に続く大会3勝目、ツアー通算18勝目を挙げた石川遼。そのクラブセッティングを見てみると、かつては2本だったウェッジが5本に増え、アイアンは4本に減っている。 20年7月のツアー外競技「JGTO共催ゴルフパートナーエキシビショントーナメント」からウェッジの数を...

前週優勝の石川遼は中島啓太とC・コナーズと同組に 蝉川泰果は河本力とA・ワイズとの組み合わせ

<ダンロップフェニックス 事前情報◇15日◇フェニックスカントリークラブ(宮崎県)◇7042ヤード・パー71> 今週は宮崎に舞台を移して、17日(木)に開幕する「ダンロップフェニックス」初日の組み合わせが発表された。 前週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で3年ぶりとなるツアー通算18勝目を挙げた石川遼は9月にプロ転向した中島啓太と、招待選手で米ツアー1勝のコリー・コナーズ(カナダ)と予選ラウンドをともにする。初...

石川遼が“観戦無料”大会で「観に行きたいと思ってもらえるプレーを…」の前につけたかった言葉

<三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日◇13日◇太平洋クラブ 御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70> 久しぶりに男子ツアーで大勢のギャラリーをみた。最終日最終組で回った石川遼、星野陸也、蝉川泰果のスタートホールでは、ティイングエリアからグリーンまでをギャラリーが囲んでいた。 大会50周年を記念して『観戦無料』となった「三井住友VISA太平洋マスターズ」では、初日4170人、2日目5131人、3日目10067人、最終...

50周年記念大会で石川遼が3年ぶりV 千葉では史上最年少の“女王”誕生【先週の主要ツアー振り返り】

大きな節目を迎えた国内男子「三井住友VISA太平洋マスターズ」には、全日入場無料ともあり、多くのギャラリーが終結。富士の麓でプレーオフの行方を見守り、大いに沸いた。国内女子ツアーでは史上最年少の“年間女王”が誕生。先週のトーナメントを一気に振り返る。 ■国内男子「三井住友VISA太平洋マスターズ」(10〜13日、静岡県・太平洋クラブ 御殿場コース、賞金総額2億円) トータル8アンダーで石川遼と星野陸也が首位に並び...

3年ぶりVの石川遼が4000万円獲得 22→8位に急浮上【男子賞金ランキング】

国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」を終えて、最新の賞金ランキングが発表された。 今大会で3年ぶりのツアー通算18勝目を果たした石川遼が賞金4000万円を獲得。今季通算を6946万7744円として、前週の22位から8位にジャンプアップした。 石川にプレーオフで敗れた星野陸也は2位の賞金2000万円を加算。大台目前の9923万457円まで上積みし、ランキング1位(1億3914万1233円)に立つ比嘉一貴との差を縮めた。 3位タイに...

プレーオフ敗戦の星野陸也 石川遼のウイニングショットに脱帽「すごかった」

<三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日◇13日◇太平洋クラブ 御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70> トップと3打差の2位タイでスタートした星野陸也は、前半は我慢しながらじっとチャンスを待った。9、10番の連続バーディで一気に単独首位に立ったが、最後は石川遼に追いつかれ、プレーオフ2ホール目で敗れた。 26歳の星野と31歳の石川は、星野がQTに挑戦する前の年から一緒に練習するなど親しい仲。石川のスーパーショ...

3差トップから8位転落 蝉川泰果は悔しい敗戦に涙こらえ「またイチから作り上げたい」

<三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日◇13日◇太平洋クラブ 御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70> 最終日を3打差のトップでスタートした蝉川泰果は、1番ホールでいきなりピン横1メートルにつけてバーディを奪い、「蝉川の日」を予感させた。一気に独走態勢に入るかと思われたが、バーディはこの1番ホールのみ。そのあと5つのボギーと1つのダブルボギーを叩いて「76」と崩れ、8位でホールアウト。松山英樹と並ぶプロ転...

人気ボールはトップ10のうち5モデルが低価格帯【ボール売り上げランキング】

最近のボール部門で不動の1位になっている本間ゴルフの『D1』。このボールは1ダース約2000円の低価格帯シリーズで、ここ数年はモデルチェンジを繰り返しながらボール市場ではナンバーワンの売り上げを記録している。 注目したいのは『D1』だけでなく、ボール部門で売り上げトップ10のうち5モデルが低価格のボールだということ。その背景についてPGAツアースーパーストア千葉浜野店の矢作栄さんに話を聞いた。 「低価格帯のボール...

石川遼が“3度”の18番で貫いた徹底戦略「いかに2m以内のバーディパットを打てるか」

<三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日◇13日◇太平洋クラブ 御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70> ゴルフファンであれば最終18番ホールが2オン可能なパー5なら、劇的なイーグル決着を期待してしまうもの。しかし石川は最終日の18番、正規の1回とプレーオフ2回の合計3回プレーして、一度もドライバーは握らなかった。 正規の18番のティショットで握ったのはユーティリティだった。前日の3日目も3番ユーティリティ→3番...

石川遼が“3度”の18番で貫いた徹底戦略「いかに2m以内のバーディパットを打てるか」

<三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日◇13日◇太平洋クラブ 御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70> ゴルフファンであれば最終18番ホールが2オン可能なパー5なら、劇的なイーグル決着を期待してしまうもの。しかし石川は最終日の18番、正規の1回とプレーオフ2回の合計3回プレーして、一度もドライバーは握らなかった。 正規の18番のティショットで握ったのはユーティリティだった。前日の3日目も3番ユーティリティ→3番...

石川遼が“3度”の18番で貫いた徹底戦略「いかに2m以内のバーディパットを打てるか」

<三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日◇13日◇太平洋クラブ 御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70> ゴルフファンであれば最終18番ホールが2オン可能なパー5なら、劇的なイーグル決着を期待してしまうもの。しかし石川は最終日の18番、正規の1回とプレーオフ2回の合計3回プレーして、一度もドライバーは握らなかった。 誇らしげに優勝トロフィーを掲げる石川遼【写真】 正規の18番のティショットで握ったのはユーティリ...

石川遼の“負け確”ランプが点きかけた14番の池ポチャ「割り切れなかった」

<三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日◇13日◇太平洋クラブ 御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70> 19年の「日本シリーズJTカップ」以来となる、3年ぶりのツアー18勝目を挙げた石川遼。14番ではセカンドショットを池に入れてダブルボギーを叩き、トップの星野陸也と2打差がついた。今年の「ANAオープン」ではプレーオフで大槻智春のショットインイーグルの前に惜敗しており、“またダメか”という敗色ムードがただよっ...

石川遼の“負け確”ランプが点きかけた14番の池ポチャ「割り切りが足りなかった」

<三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日◇13日◇太平洋クラブ 御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70> 19年の「日本シリーズJTカップ」以来となる、3年ぶりのツアー18勝目を挙げた石川遼。14番ではセカンドショットを池に入れてダブルボギーを叩き、トップの星野陸也と2打差がついた。今年の「ANAオープン」ではプレーオフで大槻智春のショットインイーグルの前に惜敗しており、“またダメか”という敗色ムードがただよっ...

「今までの勝利とはひと味違う」 スイングも考え方も“チェンジ”した石川遼が3年ぶりの通算18勝目

<三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日◇13日◇太平洋クラブ 御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70> 首位と3打差の2位タイから出た石川遼は、5バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「69」でラウンド。星野陸也とトータル8アンダー・首位に並んでプレーオフに突入した。2ホール目でバーディを奪って優勝。2019年の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」以来、約3年ぶりの通算18勝目を手にした。 最大瞬間風速16.5m/sを観測する...

石川遼が3年ぶりの通算18勝目 プレーオフで星野陸也を下す

<三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日◇13日◇太平洋クラブ 御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70> 国内男子ツアーは最終ラウンドが終了した。トータル8アンダー・首位に並んだ石川遼と星野陸也がプレーオフ(18番パー5繰り返し)を行い、2ホール目にバーディを奪った石川に軍配が上がった。 1ホール目は両者チャンスにつけるも、ともに2パットのパー。2ホール目はティショットを大きく右に曲げて林の中に入れると、2...