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桂川有人がバーチャルゴルフ大会に参戦 気になるスコアは…「練習頑張ります」

桂川有人が5日、江東区にあるトラックマン東京ショールームで行われたNEXT ゴルフツアーメディアイベントに登場。弾道計測器の代名詞ともいえるトラックマンのシミュレーター機能を使用して行われるバーチャルゴルフ大会、「NEXTゴルフツアー」に参戦した。

世界を狙うパワーフェード 桂川有人のドライバースイング【動画】

男女混合で行われるNEXTゴルフツアーは、世界中のプロゴルファーが賞金が懸けられた6試合を戦うツアー形式で実施されている。優勝賞金は3万ドル(約450万円)で、第3戦と第6戦は5万ドル(約750万円)。さらにシーズン優勝者はDPワールドツアー1試合と、その下部にあたるヨーロピアンチャレンジツアー3試合の出場権が与えられるほか、最上位だった女性選手にはアニカ女子オールプロツアーワイルドカードが獲得できる”ドリームチケット”を手にすることもできる。昨季のシーズン1には41カ国994人のゴルファーが参戦し、現在は2023年11月〜24年3月までのシーズン2が開催中。そして今回、桂川は第5戦となるミュアフィールドビレッジGCをプレーした。ちなみに同コースは2014年には松山英樹が記念すべき米国男子ツアー初優勝を飾っている地でもある。本番前に練習を行った桂川は、最初は慣れないシミュレーターに戸惑いを見せるも、そこはプロゴルファー。回数を重ねるうちにコツをつかんだのか、どんどんショットの距離感も合っていった。そして「ばっちりです」と迎えた本番では、実際の試合さながら真剣な表情で、景色を入念に確認し、風も計算しながらプレー。飛んで曲がらないドライバーに、正確なアイアンショットを見せ、さすがのアジャスト力を見せていた。ただ、”感覚派”という桂川はグリーン上で苦戦。普段はピンを見て距離感を合わせるため、「何メートルを打つ」という”機械的”な動きが求められるシミュレーションでは、本領発揮とはいかず。結果的に「82」という不本意な結果に終わってしまった。これには「実力不足。感覚派なので、何メートルはどれくらい(の力で打つ)という風にやってきていないのでそこが難しかった」と肩を落としたが、「スコアが出ている選手もいるので練習を頑張ります」とリベンジも誓った。そんな桂川は普段からトラックマンを愛用しており、「感覚とデータがあっているのか常に確認している。そこを合うように練習している」と今では手放せないものになっている。そんな“相棒”を使って行われたバーチャルゴルフの大会では「寒くてなかなかコースに行くのも難しいので、室内で回れるのはすごくいい練習になった」という”新たな発見”もあったようだ。今シーズンは国内男子ツアーを主戦場にする。「昨年は海外に行って、色々経験できた。それをつなげて成長を感じられる一年にしたい。賞金王を目指してやっていきたい」。一皮むけた25歳が、ここからは“本物のコース”で国内の頂点を目指す。

<ゴルフ情報ALBA Net>