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今季初の首位「ここ最近で一番よかった」 小祝さくらに「自信」を取り戻させた“練習法”

<樋口久子 三菱電機レディス 初日◇30日◇武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)◇6690ヤード・パー72>結果的に棄権し、その後、長期離脱を余儀なくされた昨年の「大東建託・いい部屋ネットレディス」以来となる首位発進。ラウンドを終えトップに立ったのも、今年初めてだ。小祝さくらは、「ここ最近のなかでは一番よかった。自信を持ってパットをするということをテーマにやりました」と、7アンダーの首位で終えた一日を振り返った。

【写真】似合いすぎ シックなパーティドレスを着た小祝

パット数『25』は、野澤真央に次ぐ2位タイ。8個奪ったバーディのなかには、7番の8メートルや、9番の5メートルというパットを決めたものも含まれる。最終18番も手前3メートルのチャンスを決めて、先に7アンダーのトップでホールアウトしていたエイミー・コガに追いついた。「球が真っすぐ出ていなかった」というのが、最近のパッティング時の課題。そこで今週に入り、キャディと相談しながらその克服に励んだ。いろいろな練習法を試すなかたどり着いたのが、パターヘッドがギリギリ通るくらいの間隔でティを挿し、その間にボールを置いて打ち出す練習だった。「初めてやりました。ミスをするとティに(ヘッドが)当たってしまうし、けっこう普通に当たります」。テークバックした軌道そのままに、真っすぐパターを振る感覚を養った。さらにショットも「80点くらい」と状態がいい。ほとんどのバーディは2〜3メートルの距離から決めたもので、グリーンを狙うショットをピンに絡める場面も目立った。「ずっといい感触はあった。あとはパットがかみ合ってくれれば、という感じでした」とも話すが、それが実現する一日になった。初優勝を挙げた2019年の「サマンサタバサレディース」から昨年まで、7年連続で優勝を続けてきた。ただ昨年の左手首の手術から復帰した今季は、シーズン最終戦の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を含め残り5戦となったが、まだ勝利はない。この連続優勝への意識は「まったくないです」と、おっとりとした口調で答えるが、「もちろん優勝を目指しています」という言葉には気持ちも入る。左手首の痛みも「夏にはもう無かったです」と、今は違和感なくプレーすることができている。初日は秋らしい、えんじ色のセーターもコースに映えた。ここまでの通算12勝のうち、9月以降に挙げたのは20年の「ゴルフ5レディス」(9月)と、22年の「スタンレーレディスホンダ」(10月)の2試合のみだが、今年はここから小祝さくらの季節が本格化するかもしれない。(文・間宮輝憲)

<ゴルフ情報ALBA Net>

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