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師匠と徹底する“意識”で日本勢トップ 砂川公佑が念願の米ツアーでパットスタッツ1位

<ベイカレントクラシック 3日目◇10日◇横浜CC(神奈川県)◇7322ヤード・パー71>9月の「Shinhan Donghae Open」でツアー初優勝を挙げた28歳の砂川公佑が、念願の米ツアー初出場で日本勢最上位となるトータル7アンダー・17位タイにつけた。首位とは6打差で最終日を迎える。

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初優勝を飾った際の優勝会見で、今大会への出場について「絶対に出たいです」と話していた。9月28日時点の国内男子ツアーポイントランキング上位6人に与えられる出場権を手にし、念願の舞台に立った。会場には、砂川が好きなマックス・ホーマや、昨年覇者のザンダー・シャウフェレ(ともに米国)ら世界のトッププレーヤーが集結。「テレビやSNSで見ている選手がいるので、新鮮です」と笑顔が止まらない。練習日には、そんな選手たちの練習内容を「間近で見られるのはすごく貴重な経験」と目を輝かせ、多くのことを吸収している。快晴が続くなかで「日に日にグリーンは硬く」なり、スピードも増している。日本のコースながら、米ツアー仕様のセッティングだけに「難しいピンポジション」も多い。そのなかでピンチに陥るホールもあったが、「アプローチもパターもいい。(ピンチを)うまく切り抜けているので、それがいいリズムを作れたかなと思います」と振り返った。パーオンしたホールでの平均パット数は、3日間で1.62の7位。パッティングの貢献度を示す「SG: Putting」では『7.838』を記録し、全体1位に立っている。今週は、大阪学院大ゴルフ部時代の後輩で、パッティングコーチを務める須藤大和氏がフルサポート。1週間を通して帯同してもらうのは初めてだ。練習日には、米ツアー通算16勝のジャスティン・トーマス(米国)が行っていた練習方法を取り入れるなど、2人で情報を収集しながら調整に励む姿も見られた。そして、その成果をこの大舞台でいかんなく発揮している。3日間の手応えとして挙げたのは、「自分のゴルフがしっかりできている」ことだ。砂川は、師匠である国内シニアツアー歴代賞金王の寺西明とともに「メリハリをつける」ことを意識している。その考え方を初挑戦の大舞台でも実践できていることが好調の要因だ。「攻めたいところもあるけど、『そこは、セーフティーだな』とか、キャディとメリハリつけてできているので、ボギーも少ない。(グリーンを)外したとしても、まだ寄るところに外しているので、そういうところはいいと思います」と意識を大事にプレーすることができている。出場前に掲げていた目標については、「頑張って、トップ10フィニッシュできたらめちゃくちゃいいな、というのは思っていた」と明かす。「いいスコアだったら届くかもしれないので、楽しめる位置には行けると思います」と闘志を示す。これは初優勝時も同じで、「優勝争いの感覚を楽しむために練習している。しっかり楽しみたい」と3日目終了時に話していた。プレッシャーがかかる場面でも、ゴルフの戦いそのものを心から楽しむ姿勢が砂川の特長だ。最終日は「ビッグスコアというか、自分が出せる最大のスコアを出したい」と力を込める。好スコアを目指し、「あしたはピンを積極的に狙って行く」と意気込む。それでも、軸にあるのは師匠と大切にしてきた“メリハリ”だ。「行けると思ったところは行きますし、少しでもダメだと思ったときは行かない」と、状況に応じて攻めと守りを使い分け、楽しみながら、最終日を戦う。(文・高木彩音)

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