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原点回帰で2度目の大舞台 政田夢乃のテーマは「広い心です」

<日本女子オープン 事前情報◇29日◇宝塚ゴルフ倶楽部 旧コース(兵庫県)◇6185ヤード・パー70>曲げちゃいけない…という思いが強すぎると、ボールはなぜか曲がってしまう。レベルの違いは当然あるが、プロにもアマにも通じるゴルフの“あるある”の一つだ。

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ツアー初優勝を狙う政田夢乃も、そんな負のスパイラルに陥っていた。国内メジャーは今季ここまで2戦とも予選落ち。「今週は絶対に予選を通りたい」。この日のプロアマ大会で初めて回ったコース。「結構ラフが深い。しっかりフェアウェイに置かないと…」。意識するあまり、スイングが小さくなり、思いに反してショットは乱れた。同じように深いラフに悩まされた5月「ワールドレディスサロンパスカップ」は85位、3週前の「ソニー日本女子プロ選手権」は103位でともに予選落ち。このままでは同じことの繰り返しになる。ハーフターンで考え、迷いを消した。「曲げちゃいけないという気持ちが強すぎて、視野を狭くしていた。きょうも前半まではそんな感じで全然ダメだった。自信を持って大きく、思い切って振るのが私のゴルフ。気持ちを入れ替えた後半は、いいショットが出るようになりました」今季のフェアウェイキープ率は67.78%の41位で、パーオン率は69.77%の18位。決して高いとはいえない数字だが、今週は自分のスイングを貫き通し、国内最高峰のタイトルに挑む覚悟を決めた。「曲がってもいいや、という気持ちです。今週は広い心でプレーしようと思います」日本女子オープンは3年ぶり2度目の出場。前回の2023年はプロデビュー戦だった。最終予選2Bブロックから繰り上げでつかんだ本戦切符は、1打差で無念の予選落ち。その年の11月にはプロテストに5度目の挑戦でようやく合格を果たした。アマ資格を放棄してプロとして活動する選手が、プロテスト合格前に唯一出場できるツアー競技が、日本ゴルフ協会(JGA)が主催するナショナルオープンだ。「この試合しかチャンスはなかった。予選落ちはしたけど、プロの試合はやっぱり楽しいと思った。今回はまた違った楽しみがあるし、3年前の悔しさを晴らしたいです」日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の会員となって3年目で初めて臨む女子ゴルファー日本一決定戦。メルセデス・ランキング22位で、初シードはすでに当確ランプをともしている。あとは優勝だけ。「今週は頑張りたい。予選落ちはしたくないし、やっぱり優勝したい。目標は高く持っていこうと思います」。4日間のテーマは『広い心』。貫徹できれば、まだ見たことのない景色も見えてくる。(文・臼杵孝志)

<ゴルフ情報ALBA Net>

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