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ウッドは2本のみ 3番アイアンで「低い球を打つ」 米国仕込みの大西魁斗流ゴルフ【勝者のギア】

<リシャール・ミル チャリティトーナメント 最終日◇27日◇朱鷺の台カントリークラブ(石川県)◇6838ヤード・パー70>大西魁斗が国内ツアー2勝目を飾った。初日はイーブンパーの40位タイとやや出遅れたが、2日目に「62」をマークすると、3日目は「60」と連日のコースレコード更新で首位で最終日へ。最終日は苦しみつつも1打差で小平智と出利葉太一郎を振り切った。

【写真】ウッド2本体制のアメリカンなセッティング

9歳で海を渡り、米国仕込みのゴルフを身につけた。2021年に国内でプロ転向すると、翌22年の「フジサンケイクラシック」でツアー初優勝。23年からは米下部ツアーで腕を磨き優勝も経験。25年にはPGAツアーにも昇格したが、大苦戦を強いられた。今季は日本で一からスイングを見直しているなかでのうれしい優勝。復活を支えた14本に迫る。セッティングを見ると、パター以外はタイトリストでそろっている。ドライバーは『TSi3』で、シャフトはフジクラの『ベンタス ブラック』。25年シーズンの初めから使用している。「クセがなくて振りやすい」と、使用開始から1年半で結果を残したことになる。今季のドライビングディスタンスは295ヤードを超えて22位。前回優勝時の22年から着実に飛距離アップを果たしている。ちなみにウッドはドライバーと3番ウッドのみ。以前は3番ユーティリティ(UT)も入れていたが、いまではUTもなし。3番アイアンから入れているのが特徴といえそうだ。3、4番アイアンは世界中でトッププロが使用するタイトリストの『T200』。「クリーク(5W)があんまり好きじゃないっていうのが(理由の)ひとつと、3番アイアンで低く打つのが好きなので」とティショットで使用することが多い。以前もこのドライビングアイアンについて「フェアウェイに置きに行きたいから」と話していた。5番や7番ウッドは高さが出やすい分、風の影響で方向性がブレるリスクもある。一方でアイアン型ユーティリティならライナー系の弾道でフェアウェイをとらえやすいという考えだ。「4番アイアンは、去年から3番アイアンと同じシャフトを入れて使ってます。スピンがかかるからです」と、許容性の高いモデルが大西のゴルフを支えている。5番以下は2021年モデルの『T100』で、こちらはよりシャープな見た目とプロ好みの打感を備えた上級モデルで、バーディチャンスを多く作り出した立役者だ。ちなみに今大会で最も活躍したクラブはウェッジだという「95%は60度」と、グリーン周りではほぼ『ボーケイ SM10』のロフト60度1本使い。最終日もきわどいアプローチでパーをセーブし何度もこぶしを握る場面が目立った。リカバリー率は今季8位で、ここも大西のゴルフの中核をなしているといえる。パッティングは中尺を左ウデにぴったりつけるアームロックの形で、初優勝時もこの形。その後は34インチのピン型パターも使用するなど試行錯誤を重ねているが、今回は「しっくりくる」というなじみの形で勝利を呼び込んだ。ちなみに、通常レングスのものも持ち込んでいるが、2カ月前から使用するこのオデッセイ『Ai-ONE CRUISER #7』が吉と出た。【大西魁斗の優勝クラブセッティング】1W:タイトリスト TSi3(10度/フジクラ ベンタス ブラック 60X)3W:タイトリスト GTS3(15度/Tour AD XC 7TX)3,4I:タイトリスト T200(Tour AD DI-105 X)5I?PW:タイトリスト T100(DG105 X100)50,56度,60度:タイトリスト ボーケイ SM10(DG105 X100)PT:オデッセイ Ai-ONE CRUISER #7(中尺)BALL:タイトリスト プロV1x

<ゴルフ情報ALBA Net>

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