<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 最終日◇27日◇利府ゴルフ倶楽部(宮城県)◇6600ヤード・パー72>プロ11年目の山本景子は、ホッとしたような表情でクラブハウスに戻ってきた。その少し前まで、優勝争いに加わりプレー。初優勝には手が届かなかったが、充実の3日間を過ごした。
安堵の理由は、大会終了後に実施された第2回リランキング。「週明けが一番、緊張していました。予選を通過してポイントを稼がないといけなかったので」。QTランク53位で開幕を迎え、第1回リランキングでは32位まで優先出場順位を上げた。しかし、夏場に8試合連続予選落ちを味わうなど、今大会開幕前までに46位まで後退。終盤戦にフル出場(一部の試合を除く)できるボーダーラインと目される30位前後まで、差が開いていた。だが、今回トータル7アンダーの5位になったことで60ptを上積み。リランキングを34位まで戻し、終盤戦も一定数の試合に出場できる見込みが立った。終盤戦出場権については「あまり考えないようにやりました」とプレーに集中。その結果、レギュラーツアー81試合目にして初のトップ10入りを果たすことができた。「前半が良かっただけに優勝したいという気持ちが一番になりました」とも振り返る。「悔しさもあるけど、ホッとしている」というのが本音だ。フロントナインでは5メートルを沈めた2番と、「セカンドショットがイーグルになりかけた」という3番での連続バーディなど、3つスコアを伸ばした。だが後半になるとパーが続き、16番でボギーを叩いて足踏みしたのが、その悔しさの源になっている。「ここに来てはじめて勝ちたいという気持ちが出てきたし、頭では“プレーに集中”と思っても、どこかでポイントのことを考えていた。終盤戦に出られるので、優勝を意識してプレーできるかなと思います」。リランキング争いが、33歳に新たな感情を芽生えさせた。(文・間宮輝憲)
<ゴルフ情報ALBA Net>




