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“イーグルの男”小平智が連日『64』 ツアー9勝目へ優勝戦線キープ「経験を生かして臨みたい」

<リシャール・ミル チャリティトーナメント 2日目◇25日◇朱鷺の台カントリークラブ(石川県)◇6838ヤード・パー70>今季ここまで12試合に出場し、優勝こそないもののトップ10入りを4回果たしているツアー通算8勝で37歳の小平智が、初日から単独首位をキープしている。

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連日の「64」をマークし、2位に3打差をつけるトータル12アンダーで決勝ラウンドを迎える。首位で週末を迎えるのは、今季2度目。「今年はいい位置で争っていて負けることが多い。今までの経験を生かして、決勝ラウンドに臨みたいと思います」と気を引き締めた。この日も出だしからエンジン全開だった。10番パー4では、129ヤードの2打目をPWで放つと、ピン前2メートルにキャリー。そこから転がったボールは、そのままカップに吸い込まれた。「バーディが取れたらいいなって、(ボールが)飛んでいる最中に思っていたんですけど、まさか入るとは思わなかったです」と振り返る。3試合前の「Shinhan Donghae Open」3日目の9番でも2打目を直接カップインさせており、今季14個目となるイーグルを奪った。前戦までの記録では、イーグル率で1位に立っている。「そういうのが多いです。ロング(パー5)でも(イーグルが)取れることが多いんですけど、チップインが多いですね」と、“ショット・イン”の多さに自身も驚いていた。今年はショットの調子がいいという。「アメリカで夏の合宿をしてから、すごく状態はいい。自分に期待してしまう感じなんですけど、なかなか、かみ合わない感じだった。自分の調子と成績が噛み合ってきたかなって感じです」。夏に行った1カ月と2週間のアメリカ合宿では、「自分が得意なのはドライバーとアイアンなので、そのあたりを多めにやって、自分の長所を伸ばすために取り組んでいました」と、強みをさらに磨くことに集中した。その取り組みが、今季の成績にもつながっている。合宿期間中には、米ツアーを主戦場に戦う久常涼ともラウンドを行ったという。「刺激というか、(米ツアーで)活躍している人のプレーを見て、『自分はもう少しここが…』とか、比べたりするので、『自分はここ(米ツアー)でまだできるな』とか、そういう部分もあるので、見て刺激をもらっています」と、モチベーションもさらに高まっている。今年も米ツアー来季の出場権をかけて争われるQTに挑戦する予定だ。この日着用したウェアは、上が白、下が黒のコーディネート。「プレジデンツカップ(初日)の世界選抜チームと同じ」といい、親交のある松山英樹、久常も出場していることから、舞台は違えど同じカラーに身を包んだ。戦いの場は違っても、仲間たちの活躍が刺激になっているのかもしれない。昨年の「ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント」に続く、ツアー通算9勝目を狙う。決勝ラウンド初日は、2位との差をさらに広げる戦いとなる。(文・高木彩音)

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