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渋野日向子の組にギャラリーがごそっと 今季初日最多の観客数も「なかなか歓声を聞くことができなくて…」

<住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 初日◇18日◇新南愛知カントリークラブ美浜コース(愛知県)◇6565ヤード・パー72>初日のギャラリー数は4987人。その多くが渋野日向子の組についた。「(歓声を)なかなか聞くことができなくて」と振り返ったように、3つのボギーに対してバーディは2つ。大勢のギャラリーを沸かせるバーディを、もっと奪いたかったというのが本音だ。

【写真】渋野に合わせて大移動するギャラリー

もともと今大会はギャラリーが多く訪れる大会で、昨年の初日は4455人を動員。今年の初日のギャラリー数は「ワールドレディスサロンパスカップ」の4648人を超え、ここまでで最多となった。1番のティーイングエリアでは大勢のギャラリーが見守り、組がスタートすると観客がごそっと移動していく。ここまでの集客は、まさに“渋野効果”と言ってもいいだろう。ただ、本人は「なかなか緊張感もあり、最後まで自分のリズム、いい動きができなかった」と振り返る。ギャラリーを沸かせるプレーとはならず、1オーバーの63位タイ発進となった。3番では左へ急カーブを描くようなパー5でボギーが先行した。刻みが求められるティショットはフェアウェイを捉えたものの、3打目でグリーンを外してボギー。続く4番でも3パットを喫して連続ボギーとし、うつむきながらグリーンを後にする。8番のパー4では7メートルを沈め、ようやくバーディ。ギャラリーから大きな歓声が上がった。15番パー5ではティショットを右に曲げ、4オン2パットのボギーとしたが、最終18番はバーディで締めた。「ちょっとは寝られるかな」と、後味の悪い終わり方をしなかったのは救いだった。一方、同組で昨年覇者の神谷そらと河本結は、2人合わせて12個のバーディを量産。「一緒に回った2人がいっぱい(バーディを)取ってくれて、(歓声を)聞くことができていいなぁと」と、横目で2人のプレーを見ながら脱帽した。「いい流れで回らせてもらって、勉強になりました。頑張らないと」。2人のプレーから刺激を受け、自らを奮い立たせた。課題は山積みだが、頭をパンクさせないよう「しっかり整理して」。第2ラウンドでの巻き返しへ向け、調整を急いだ。(文・齊藤啓介)

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