<住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 初日◇18日◇新南愛知カントリークラブ美浜コース(愛知県)◇6565ヤード・パー72>政田夢乃が“イーグル女王”に名乗りを上げた。佐久間朱莉に並ぶ今季最多タイの7つ目のイーグルを奪取した。
「しっかり当たらないと届かない距離でしたが、愛菜ちゃんがスプーンを持ったので、私も行ってみようと」15番パー5のセカンドは220ヤード。同組の藤本愛菜に感化され、3番ウッドを一振り。「ミスショットだった」が、グリーン手前から転がってピン手前5メートルにつけると、1パットで沈めてみせた。今季最多タイのイーグル数となったが、面白いのが、パットで沈めたイーグルはこれが2回目ということだ。5月の「リゾートトラスト レディス」3日目の11番パー4でショットインを決めたのを皮切りに、同大会最終日の8番パー3ではホールインワンを達成。「ヨネックスレディス」の2日目は18番パー5でチップイン、「宮里藍 サントリーレディス」の初日は15番パー4でショットイン。「大東建託・いい部屋ネットレディス」では、2日目の5番パー4で1オン1パット、3日目はチップインと、2日連続でイーグルを奪った。「あまりないですね。ショットで入った方が私らしいですが、なんか変な感じです」と、ショットインやチップインが多かったこれまでのイーグルとは一転、今回は2オン1パットの“正攻法”。本人にとっては、どこか不思議なイーグルだったのかもしれない。「これが入ったら追いつくな」。最多数を頭の片隅に入れながら、しっかりパットを決め切った。その一打を支えたのが、今週から気分転換を兼ねてバッグインしたオデッセイの『TRTL』。“カメパター”としてツアーでも使用者が増えているパターが、早速結果につながった。ダブルベントのネックで、いつもより1インチ短い31インチで作ったのが“ミソ”。「ストロークもしやすく、振りやすくなりました。出球もしっかりしている」と好感触を得ており、イーグル奪取に貢献した。首位とは4打差の3アンダー・14位タイ発進。待たれる初優勝についても「優勝したいと思ったら優勝できないので、まずは自分のゴルフで目標を作りながら一日、一日プレーをしたい」。地に足をつけたゴルフを心がけている。(文・齊藤啓介)
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