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最強世代決定戦の最終日 勝みなみはメジャー3勝目&黄金世代60勝目に王手「すごく楽しみ」

<ソニー 日本女子プロゴルフ選手権 3日目◇12日◇片山津ゴルフ倶楽部 白山コース(石川県)◇6755ヤード・パー72>単独首位に立った。4バーディ・1ボギーの「69」で回った勝みなみが、4年ぶりの日本ツアー優勝に大きく前進した。「最後の最後にリーダーボードを見て、トップにいるんだと思った。すごく楽しいゴルフができました」。首位に立つのは最終日に3打差を逆転して大会連覇を達成した2022年「日本女子オープン」以来で、最終日を首位で迎えるのは同年「ゴルフ5レディス」以来。3打差3位から出ての“奪首”に自然と声は弾んだ。

【写真】超貴重な3ショット! 勝みなみの両サイドに吉澤柚月&政田夢乃

「取れるところで取って、流れを自分で作るゴルフができた。今までとは違う耐えるゴルフが3日間できているので、成長も感じました」出だし1番など4つのパー5ですべてバーディを奪った。予選ラウンド2日間のパー5のバーディは1つだけ。2日目にボギーだった14番は3メートルを沈めた。「きのうまでいろいろあった」というホールで、初めて単独首位に立った。直前の13番はピン奥5メートルをねじ込んでパーセーブ。「あれが一番大きかった」と力強くうなずいた。2年ぶり7度目の選手権。本来は出場資格がなかったが、世界ランキングやこれまでの実績が認められ、アジア枠で出場している。「今週はチャレンジャー。いつもとはちょっと違うマインドです」。プロ10年目の挑戦者は、新鮮な気持ちでプロデビューから171試合目の日本ツアーを戦っている。この大会は過去4度の予選落ちを喫しているが、勝に限らず、1998年度生まれの黄金世代には不思議と縁がない。優勝者は19年の畑岡奈紗ただ一人。畑岡が3勝、勝と原英莉花が2勝ずつと過去10年の勝率が70%を誇る「日本女子オープン」とは、あまりに対照的だ。選手権に強いのは黄金世代の下の世代で、直近5年では竹田麗央(24年)、神谷そら(23年)、川ア春花(22年)と03年度生まれのダイヤモンド世代が3連勝を飾り、21年は99年度生まれの稲見萌寧が制した。今年の女子プロ日本一が決まる最終日。勝を1打差で追うのはダイヤモンド世代の吉澤柚月と02年度生まれの桑木志帆の2人で、2打差4位には竹田と01年度生まれの山下美夢有がいる。米ツアー組11人が参加して盛り上がる大会は、最強世代決定戦の様相も呈してきた。「年下には負けられないという気持ちはないですね。あんまり先輩って感じもしないし、日本ツアーにずっと出ていないので新人みたいな気持ちです」米ツアー4年目の28歳は、日本の試合に出るとき、同じ組になった選手が“初めまして”の場合は事前にプロフィールをチェックしている。「ちょっとでも話題づくりになればいいかなと。シードを持って日本で戦っているときは、私より年上の先輩がたくさんいた。そのころのイメージが消えなくて、年齢を忘れて今も若い感じでいます」変わらない明るい性格でしっかり笑いも取った。このまま逃げ切ればツアー通算9勝目。黄金世代は通算60勝目となる。「そうなればいいですね。最終日はホント、楽しみしかありません」。14年に勝が当時最年少の15歳でアマチュア優勝を達成してから始まった黄金世代の歴史。区切りの1勝も自らの手でつかみ取る。(文・臼杵孝志)

<ゴルフ情報ALBA Net>

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