<ソニー 日本女子プロゴルフ選手権 2日目◇11日◇片山津ゴルフ倶楽部 白山コース(石川県)◇6755ヤード・パー72>最後は5メートルのパーパットを外す悔しい終わり方だったが、古江彩佳は「72」のラウンドについて「うまく耐えながらできた。今の自分にとってイーブンはいい方なんじゃないかなと思います」と淡々と話した。
今季、米ツアーでのトップ10入りは1度(ペア戦のダウ選手権は除く)。2週前の「FM選手権」では、今年3度目の予選落ちを喫するなど、なかなか上昇気流に乗れない。ポイントランキング51位というのも、満足ゆく結果とはいえない。真っ先に課題にあげるのはティショット。左へのミスが気になるポイントだ。米ツアーのスタッツを見ると、昨年のフェアウェイキープ率が81.74%(6位)だったのに対し、今年は72.06%(29位)に落ちている。ただ、それも「クラブも調整して、いい球も多くなっている。ラフに入っても悪いショットではないのもあるし、そこは自分を信用して頑張るだけかな」と手応えは覚えている。その“クラブ調整”の一環として、今週、新たなドライバーを投入した。契約を結ぶブリヂストンの最新モデル『B-Limited BX TOUR MAX』(10.5度)を、このメジャーでバッグイン。適正なスピン量と高い許容性を追求している一本に、ティショット改善の助けを求めている。「左に曲げてしまう原因というのが、スイングの問題もあるんですけど、クラブの力も頼りたかったので替えました。今のフィーリングでは前のものよりいいなと思えているし、替えてよかったですね。当たる感覚もいいし、扱いやすい。今は精度が大事。フェアウェイから打ちたい」もともと「替えるつもりはなかった」と明かすが、担当者もいて、調整もしやすい日本での変更を決断。今週テストをして、そのまま実戦投入という即決ぶりからも、その試行錯誤の様子が伝わってくる。さらにシャフトも、これまでと同じ藤倉コンポジットの『スピーダーNX ゴールド』の50g台ではあるが、硬さをSからSRに変更するなど、今の状態に合わせた調整を施している。実際、フェアウェイが狭いこの片山津で、初日はフェアウェイキープ率85.7%(12/14)を記録。2日目は50%(7/14)ではあったが、前述した言葉の通り、大きなミスはなかった。「前の状態とは違うのは自分でも理解しているので、そこがクラブとマッチして、一番よかったものを選んだ」と実りも感じている。トータル1オーバー・29位タイで決勝に進出。この難コースで、しっかり耐えながら、上位に浮上できれば、それは何よりの自信になる。「ミスが許されないコースだと思う。まだアンダーで回れていないので、そこも目指しながら頑張りたいです」。日本が誇る海外メジャー女王のひとりは、石川で上昇へのきっかけを模索している。(文・間宮輝憲)
<ゴルフ情報ALBA Net>





