<Shinhan Donghae Open 初日◇10日◇ジャック・ニクラス GC(韓国)>日韓共催大会で、岩ア亜久竜が今季2勝目へ好発進を切った。ボギーなしの5バーディを奪い、「67」をマーク。5アンダーで上位につけた。
舞台は韓国のジャック・ニクラス GC。ベント芝で整備されたコースはボールが沈みやすく、「打ち込みが強くなってくる」ようなコンディションだという。ベント芝は葉が細く、密度が高いのが特徴。ボールが少し沈んでいるように感じることもある。フェアウェイからのアイアンショットでは、ボールをしっかりとらえるため、ダウンブローに打つのが基本。ただ、それを意識しすぎると、岩アが話すように打ち込みが強くなりやすい。芝の抵抗を大きく受ければ、スピン量などにばらつきが出て、距離感が不安定になる。そこで意識したのがアドレスや振り方。アドレスでは「ハンドダウンになりすぎないように」という点に注意した。ハンドダウンになりすぎると、クラブが鋭角に入りやすく、打ち込みが強くなりやすい。ボールの位置は変えず、手元が低くなりすぎないようにすることで、打ち込みすぎを防いだ。今季23試合のうち11試合が終了し、シーズンは折り返しを迎えている。ここまでを振り返ると、「シーズンを通してけっこういい感じ。コースに合わせて、癖がひどくならないようにやっている。いい感じにコントロールできていると思います」と、充実した状態で戦えている。現在のポイントランキングは4位。後半戦に向けて、ここでもポイントを積み上げたい。昨年の優勝スコアはトータル18アンダー。岩アは「1日4つか5つ」伸ばすことが優勝につながると考えており、初日はそれを達成した。池やバンカーが絡む狭いフェアウェイでは、安定感のあるショットが求められる。「ハザードに入れないように気を付けながら、少しでも伸ばせられるように」と気を引き締める。今大会には、昨年7月に結婚した妻・真衣さんと義理の弟も応援に駆けつけている。アテスト後に2人の姿を見つけると、岩アは自然と笑顔を浮かべた。2人が見守るなかで狙う今季2勝目へ。まずは上々のスタートを切った。(文・高木彩音)
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