3月にフロリダ州の自宅近くで自動車事故を起こしたタイガー・ウッズ(米国)について2日、フロリダ州マーチン郡の裁判所で公判が行われた。司法取引に基づき、タイガーは5年間の運転免許停止と1500ドルの罰金を支払うことに同意した。
裁判では罪状が「無謀かつ故意の運転」に軽減され、タイガーは「異議なし」と答えた。「異議なし」は罪状を認めることなく、裁判所の処分を受け入れることを意味する。この罪状で、5年間の免許停止と1000ドルの罰金が科された。また、事故を起こした際に飲酒・薬物検査を拒否したことでも、5年間の免許停止と500ドルの罰金が科せられた。2件の免許停止処分は併合して執行される。ダレン・スティール裁判官は「もし運転しているところが発覚すれば、刑務所行きとなる」と付け加えた。タイガーはグレーのスーツ姿で、ガールフレンドでドナルド・トランプ大統領の息子の元嫁であるバネッサ・トランプさんを伴い、黒いSUVで裁判所に到着。多くの報道陣が待ち構える中、マーチン郡の警官に誘導され、無言で裁判所内に入った。裁判後もコメントすることなく、その場を後にした。タイガーは3月27日、サウス・ビーチ・ロードで事故を起こし、飲酒・薬物下での運転による器物損壊および検査拒否の容疑で逮捕された。追い越しをしようとしたタイガーの車がトレーラーと衝突し、横転したSUVからタイガーは自力で脱出。1150ドルの保釈金を支払った後、8時間後に釈放された。弁護人を務めるダグラス・ダンカン氏は、当初から本件について無罪を主張していた。タイガーの公判前の出頭はすべて免除され、国外でのリハビリも許可されていた。(文・武川玲子=米国在住)
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