<全英オープン 初日◇16日◇ロイヤル・バークデールゴルフクラブ(イングランド)◇7223ヤード・パー70>前週は4年近くぶりの予選落ちに甘んじ、連続予選通過記録は78試合で途絶えたスコッティ・シェフラー(米国)。今週は気を取り直して2007、08年のパドレイグ・ハリントン(アイルランド)以来、18年ぶりの大会連覇に向けて好発進を見せた。
【連続写真】世界1位シェフラーは“ノーコック”! 常識破りの最強スイング
出だしから好プレーの連続。2番パー4で4m、3番パー4は2mを沈めて連続バーディ。5番パー4は1.3mにつけ、6番パー4は13mを沈めて大歓声を浴びる。6ホールを終えて4つのバーディを奪うと早々に単独トップに立った。 しかし、7番パー3はアプローチミスからボギー。後半はパーが続くなか、17番パー5でセカンドをフェスキューに打ち込むと「誰かが誤って踏んだんじゃないかと思った」というほどひどいライ。グリーンに乗せることはできずにボギー。最終18番はエッジから打ったバーディトライがカップの縁で止まると、大観衆は大きなため息をはいた。 結果的に4バーディ・2ボギーの「68」で、首位と3打差の13位タイで初日を終えた。シェフラーは「もう少し、良いスコアにできたと思う」と悔しがる一方で、「オフラインに打ったのは2度だけ」とショットの好調に手応え。 ファエウェイを外したのは1度だけでフェアウェイキープ率は92.9%で堂々の1位。「きょうのようなボールの打ち方を続けていけば、今週が進むにつれて良い位置につけて行くだろう」と自信たっぷりだった。 2位に4打差をつけて圧勝した昨年は、4日間とも60台をマーク。この日の「68」を加えて、全英では5ラウンド連続60台となった。全英での連続60台はアーニー・エルス(南アフリカ)の7ラウンド(1993年1R〜94年3Rまで)が記録。こちらの記録更新の期待もかかる。 ちなみに、この日同組だったブライソン・デシャンボーは、世界1位のショットを目の当たりにして「彼がどれだけ見事にボールを打つのか見られてよかった。彼がボールを打つ姿は本当に見事だ」と感嘆した。 この日フェアウェイを外したのは1回だけのシェフラーに対して、デシャンボーはフェアウェイをとらえたのがわずかに4回(28.6%)。平均飛距離は325ヤードのシェフラーに対して、331ヤードとデシャンボーに軍配が上がったが、「スコッティより飛ばしていたがいかんせん曲がっていた。ドライバーと3番ウッドをもっとうまく打たないといけない」ともコメントしていた。(文・武川玲子=米国在住)
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