<全英オープン 事前情報◇14日◇ロイヤル・バークデールGC(イングランド)◇7223ヤード・パー70>ロイヤル・リバプールGC(イングランド)で行われた2014年大会を制したローリー・マキロイ(北アイルランド)が大会2勝目とともに21年ぶりの記録に挑む。
【連続写真】世界No.1の飛ばし屋ローリー・マキロイは“右肩”でつかまえてシャフトで逃がしていた!?
開幕前の会見では、「全英オープンに戻ってくるのは、いつだってうれしいことだ。この地域出身の者にとっては本当に大きな大会で、子どもの頃に憧れの選手たちがクラレット・ジャグを目指して戦う姿を見ていた記憶がよみがえる。年々、メジャーシーズンがどんどん早く過ぎていくように感じる。4大メジャー最後の一戦で、今週はすべてを出し切りたい」と想いを明かした。今年4月の「マスターズ」で2連覇を飾ったマキロイにとって、今大会を制せば、史上9人目となる同一年でのクラレット・ジャグ(全英オープン優勝トロフィー)とグリーンジャケットの同時獲得という快挙となる。これまで達成したのは、1953年のベン・ホーガン(米国)、1962年のアーノルド・パーマー(米国)、1966年のジャック・ニクラス(米国)、1974年のゲーリー・プレーヤー(南アフリカ)、1977年のトム・ワトソン(米国)、1990年のニック・ファルド(イングランド)、1998年のマーク・オメーラ(米国)、2005年のタイガー・ウッズ(米国)の8人だ。狙うのは最終日にグリーン上でクラレット・ジャグを掲げること。ただし、「記録や結果だけを追い求めるのは、あまり満たされるものではない。大事なのはプロセスやそこに至る過程を楽しむこと。自分も結果や記録を追いすぎて、苦い経験をしたことがある」というように、意識はあくまで“今”に向けられている。状態は上向きだ。「練習場でも感触は良かったし、きょう(火曜日)コースに出ても良い感覚だった。確実に良い方向に向かっていると思う。自分の技術や練習に集中して、より良いゴルファーになるために必要なことを積み重ねていけば、結果や勝利は自然とついてくる。少なくともチャンスをつかめる位置には立てるはずだ」「コースに立てばもちろん勝ちたいが、『勝つこと』自体は具体的な目標とは言えない。本当の目標は、自分のスイングをどうしたいか、このショットをどう打ちたいか、ボールに向かったときに良い感覚を持てるかといった部分。それを積み重ねていけば、勝てる位置にたどり着けるはずだ。結果ばかりを考えていると、間違った戦い方になってしまう」。百戦錬磨のマキロイは戦い方を心得ている。イングランドではワールドカップの盛り上がりもあり、大会の雰囲気は一層高まる見込みだ。「こうした大会では良いスタートが重要で、少なくとも序盤で大きく崩れないことが大切。2017年は出だしでつまずきながらも、その後しっかり立て直して初日にまずまずのスコアを出せた。72ホールの大会は長く、何が起こるか分からない。絶対条件ではないが、やはり良いスタートを切るに越したことはない」と、静かに開幕を見据えた。
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