来週16日からは、今季最後のメジャー「全英オープン」が、ロイヤル・バークデール(イングランド)で開幕する。開催地である北西部サウスポートには、30万人を超える観客の来場が見込まれている。記録的な大観衆の集結を前に、大会を主催するR&Aは8日、新たなルールを発表。「全英オープンを楽しむための5つのルール」を公開した。
以下、『オープン・コミットメント』と題した規約。・選手を尊重すること・リンクスコースを尊重すること・ お互いを尊重し合うこと・周囲に気を配ること・責任を持って楽しむこれは、6月の全米オープンで優勝したウィンダム・クラーク(米国)に対する大ブーイングが問題視されたことを受けたものだ。『オープン・コミットメント』という穏やかな名称ではあるが、野次や過度なブーイングなどの問題行動に対しては、退場措置が取られることになる。規約の詳細では、「選手がショットの準備をしている間、ショットを打っている間は、静かにじっとしていなければならない」と明記。また、「素晴らしいプレーは、フェアでスポーツマンシップに乗っ取った方法で称えること」とし、適切な形での声援を求めている。さらに、新ルールでは問題行動を目撃した場合、「スタッフ、マーシャル、警官などに通報するように」と呼びかけており、「重大な違反や繰り返しの違反は一切容認されず、返金なしに会場から退場」と示された。一方でR&Aは、他のメジャー同様に選手側にも「行動規範」を求めている。「マスターズ」ではセルヒオ・ガルシア(スペイン)が2番のティイングエリアでドライバーをクーラーボックスに叩きつけて警告を受け、「全米オープン」ではホアキン・ニーマン(チリ)がマーカーを蹴って「2罰打」を科されるなど、選手の振る舞いにも厳しい姿勢が取られている。(文・武川玲子=米国在住)
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