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全米14位の桑木志帆がQシリーズ挑戦にシフトチェンジ 「もっと上で戦いたいと思った」

<宮里藍 サントリーレディス 事前情報◇10日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6619ヤード・パー72>心の針は米ツアーに大きく傾いた。前週の「全米女子オープン」で14位タイに入った桑木志帆が、来季の米ツアー出場権を懸けた11月の最終予選会(Qシリーズ)に挑戦する意欲を示した。

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前日の9日に帰国し、この日はプロアマ大会に出場。「時差ボケ対策で試合が終わった日の夜はオール(徹夜)でババ抜きや神経衰弱とかトランプをして、飛行機の中で寝ていました。だから体は大丈夫です」。元気いっぱいの表情は、時差ボケ対策が奏功したことだけが理由ではない。 「全米はめちゃ楽しかった。日本にはない芝で難しかったけど、あそこまでいい位置で戦えるとは思っていなかった。最初は20位以内、30位以内が目標だったので。あと1打でトップ10だったのがちょっと残念だけど、もっと上で戦いたいと思うようになりました。予選会への思いは前より強くなりました。出たいと思います」 米ツアーへの思いは以前から強かった。昨年も3月の開幕時から、その年のQスクール挑戦を宣言。だが、初出場した6月の「KPMG全米女子プロ選手権」で初日に「82」を叩いて150位と大きく出遅れ、2日目に「70」と巻き返したもののトータル8オーバーの79位で予選落ち。「まだ早すぎると思った」と積み重ねてきたはずの自信は木っ端みじんに砕け散った。 だが、2年連続となった今年の「全米」で4日間のうち3日間をアンダーパーで回り、トータル1アンダーでフィニッシュ。海外メジャーでは史上最多の23人が出場した日本勢で畑岡奈紗の6位に続く好成績を残せたことで、自信も復活した。5月の「Sky RKBレディス」で1年半ぶりとなるツアー通算4勝目を挙げたことも、米ツアー挑戦に舵を切るきっかけにもなった。最終予選会は11月19日から23日まで米アラバマ州で開催。強行日程となるが、国内ツアー最終戦「JLPGAツアー選手権リコーカップ」(11月26?29日、宮崎CC)への出場も可能なことも背中を押した。 来週の「ニチレイレディス」(19〜21日)はスキップし、2週後は全米女子プロに出場。今大会は7月30日に開幕する「AIG女子オープン」(全英)の出場権が懸かるが、「もちろん出たい。自分の力で決めたいので優勝を狙います」と力強く、帰国即Vを宣言した。 今大会終了後に全米14位タイの120ptが加算されるメルセデス・ランキング(MR)は事実上、現在は4位につけている。今大会の成績で全英に出場できるのは優勝と2位、そしてMR上位3人。MR1位の佐久間朱莉は昨季MR1位の資格で既に出場権を持っており、MRでの出場は桑木がボーダーとなるが、自力で文句なしに全英切符を手にするつもりだ。 5年連続5度目の出場で、昨年の9位が最高順位のサントリーレディス。今年は大会アンバサダーの宮里藍に、チャンピオンブレザーを着せてもらう姿をしっかりイメージし、72ホールの戦いに挑んでいく。(文・臼杵孝志)

<ゴルフ情報ALBA Net>

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