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3戦連続首位発進の前田光史朗 頼れる7Wで課題克服へ「先週までとは違う攻め方を」

<日本プロゴルフ選手権 センコーグループカップ 初日◇21日◇蒲生ゴルフ倶楽部(滋賀県)◇6991ヤード・パー72>ツアー未勝利の25歳・前田光史朗が、3試合連続で首位発進を決めた。今季メジャー初戦の第1ラウンドは、雨が降ったり止んだりする不安定なコンディションとなり、降雨の影響で一時中断も挟んだ。

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アウトからスタートすると、1番パー5でいきなりイーグル発進。残り235ヤードの第2打で7番ウッドを握り2オンを狙うと、グリーンこそ外したものの、15ヤードのアプローチを沈めて幸先のいいスタートを切った。後半も5バーディを奪うなどスコアを伸ばし、1イーグル・6バーディ・1ボギーの「65」をマーク。7アンダーで首位タイに立った。7番ウッドは「一番自信があって、一番曲がらないクラブ」という最大の武器。同組の選手がドライバーを握る場面でも、「距離が残ってもいい」とティショットで多用し、フェアウェイキープ率71.429%で全体2位を記録した。もともとは19度のユーティリティを使用していたが、ラフからのショットで「距離感を合わせるのが難しい」と感じ、昨年秋から「操作性がいい」という7Wへスイッチ。220?240ヤードの間を打ち分けられ、「ラフからでも打てますし、高さを出して止める球とか、ティショットで飛ばしたかったら、(ボールを)ちょっと潰して打てる」と、多彩なショットを可能にする一本に大きな信頼を寄せている。今季4戦目の「中日クラウンズ」で「62」、続く「関西オープン」では「66」を初日に叩き出し、ともに単独首位発進。3試合連続の好スタートに「ビッグスコアを出せていることも自信になっています」と好感触を得ている。一方で課題は2日目以降だ。「順位や周りの伸ばし方」を気にしてしまい、「スコアがまとまらず、ズルズルと崩してしまう」。首位発進を生かせず、今季の最高位は24位にとどまっている。直近の2試合は難コースで“耐えるゴルフ”を強いられた。「少し守りに入ってしまっていた」と振り返る。「今週は伸ばし合いのコースだと思うので、逆にいい。先週までとは違う攻め方ができるので、あすからも伸ばしていけるようなゴルフをしたいです」と、今回は攻めの姿勢を貫く構えだ。“3度目の正直”で、優勝争いへ。最終日を上位で迎えるためにも、流れを切らさずスコアを伸ばし続けたい。(文・高木彩音)

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