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1年半ぶりVの桑木志帆 「振り切ることがでた」“飛んで曲がらない”LSの系譜【勝者のギア】

<Sky RKBレディスクラシック 最終日◇17日◇福岡雷山ゴルフ倶楽部(福岡県)◇6490ヤード・パー72>2024年の最終戦「JLPGAツアー選手権 リコーカップ」以来となるツアー通算4勝目を挙げた桑木志帆。約1年半ぶりの勝利を支えた14本に迫る。

≪写真≫その“プロトタイプ”ウェッジは何ですか?

24年の最終戦で挙げた勝利時から、セッティングの構成に大きな変化は見られない。“飛んで曲がらない”を示す指標であるトータルドライビングで昨年1位、今季もここまで2位につける。「ドライバーは得意クラブなので、思い切って振ることができました」と話し、今大会でもフェアウェイキープ率90.5%(38/42)を記録した。そのドライバーは『BX1LS』を採用。以前は『BリミテッドB1 LS』を使用していたが、かつて「スピンがすごく入るタイプ。スピン量を減らしてすごく飛ぶようになった」と話しており、ロースピンモデルの系譜は変わっていない。シャフトは三菱ケミカルの『ディアマナBB 53S』を使用。中元調子で“素直”な挙動をするモデルだが、こちらも以前「先が走らないので、右に行くミスがない」と語っており、この部分にも変化は見られなかった。3番ウッドは前作『B1ST』を継続使用。こちらも低スピン系のモデルで、一貫してスピン量を抑えたい意図がうかがえる。3、4番ユーティリティの番手構成も変わらず、ヘッドは現行モデルを採用。24年の「リコーカップ」では、アマチュア時代から愛用していた2016年モデルのアイアン『ツアー B X-CB』を使用していたが、今回は現行モデル『241CB』で4勝目を手にした。ウェッジは48、52、58度の構成。ただ、上の2本を見ると『BITING SPIN2』と刻印された未発表とみられるプロトタイプウェッジを投入している。「NTTドコモビジネスレディス」で取材した際には「抜けがすごく良くてスピンもけっこう利きます」と話していたが、その好感触からスタメン入りしている。58度は現行モデルの『BITING SPIN』を使用している。そして、今週活躍したクラブを問われると、「パターです」と即答。 ピレッティの『ポテンザLN GSS』を使用しているが、「初優勝したときはピンタイプでした。ジュニアの頃からずっとマレットタイプを使っていましたが、ピンタイプに替えてからショットっぽくラインを出していけるようになりました」と話す。1年半ぶりの勝利に加え、海外メジャー「全米女子オープン」(6月4日開幕、リビエラCC/カリフォルニア州)出場も決めた。信頼する14本を携え、次は世界の舞台に再び挑む。【桑木志帆の優勝セッティング】1W:ブリヂストン BX1LS(9度/ディアマナBB53S)3W:ブリヂストン B1ST(15度/ディアマナWB53S)3,4U:ブリヂストン BX2HT(19,22度/TENSEI 1K HY70S)5I〜PW:ブリヂストン 241CB(N.S.プロGH850)48,52度:ブリヂストン BITING SPINプロト(N.S.プロGH950)58 °:ブリヂストン BITING SPIN(N.S.プロGH950)PT:ピレッティ ポテンザLN GSSBALL:ブリヂストン ツアーB XS

<ゴルフ情報ALBA Net>

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