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優勝スコア“+1”のタフな戦い 『クアンタム ◆◆◆ MAX』が支えた河本結のメジャー初V「球を押せるのに初速が出る」【勝者のギア】

<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 最終日◇10日◇茨城GC西コース(茨城県)◇6718ヤード・パー72>27歳の河本結が、メジャー初優勝で通算5勝目を挙げた。首位と1打差の2位から出ると1イーグル・4バーディ・4ボギーの「70」で回り、トータル1オーバーで逆転V。優勝スコアがオーバーパーというメジャーらしいタフなコンディションを制した河本の使用ギアに迫った。

【写真】ボールがつぶれる感覚の1W 16年モデルのユーティリティ…メジャーを制した14本

4日間の全選手の平均スコアは「76.0054」。誰もが欲しいタイトルは、そう簡単に”ゴルフ”をやらせてくれない。「メジャーに勝った実感はなく、目の前の一打に集中してプレーしていました」。ビッグタイトルが近づいてきても、鈴木愛が猛追してこようが、自分のプレーだけに集中して、つかんだ優勝だった。キャロウェイと契約する河本のキャディバッグは、14本すべてが同社製。ユーティリティ以下は、長年愛用するこだわりのモデルが並ぶ。対してドライバーは最新モデル「クアンタム ◆◆◆ MAX」、3番ウッドは「クアンタムMAX」をチョイス。ともにフジクラ「スピーダーNX ゴールド」のシャフトを挿している。勝因の一つに挙げたのが、ドライバーだ。「フェアウェイキープ率がめちゃくちゃよかったです。それでスコアがまとまったと思います」。難コースでマネジメントを組み立てるのはフェアウェイキープが鉄則。4日間のフェアウェイキープ率は66.1%(37/56)だが、決勝ラウンドは75%(21/28)と勝負どころで大きな支えとなった。この新ドライバーは開幕戦から使用している。「オフにすぐに替えました。球がしっかりたわんで、“ぐにゃ”ってつぶれる感覚があるのですごく好きです。(球を)押せる感じがあるので球離れがそんなに早くないけど、初速が出て飛んでくれるので気に入っています」。ヘッド体積460?と安心感があり、カーボンとチタンを組み合わせた三層構造のフェースで高い初速性能を誇るモデル。好きな打感に加えて初速が上がり、しかもコントロールしやすさが投入の決め手となった。またオフにはスイングも見直した。「(以前は)フェードというかほぼスライスだったので、つかまらなかった。左ピンに対してドローを打てるスイングにした感じです」。持ち球はフェードだが、曲がり幅の少ないつかまったフェードを打つスイングにしたことで、ドローも打ちやすくなった。昨年9月から使用しているがNXゴールド。「無理に振りにいかなくても、シャフトが仕事をしてくれて、イメージ通りの放物線を描いてくれる」と“つかまるスイング”にもひと役買っている。ちなみに以前は「NXバイオレット」を使用していた。フジクラのプロ担当は「本来であればバイオレットの方がつかまるモデルではありますが、河本選手のように、人によって感じ方や球筋に違いが出るので、NXゴールドがフィットして、優勝されたことをとてもうれしく思います」と話した。3番と4番のユーティリティは2016年モデルの『XR16 OS』、5番と6番アイアンは21年モデルの『APEX PRO』、7番アイアンからPWも21年モデルの『APEX TCB』の手に馴染む“ベテラン勢“は健在。24年と25年のリカバリー率2位の河本は「100ヤード以内はすごく練習していますし、大事にしている。生命線」と話すウェッジは48、52、58度の構成で『OPUS』を入れている。アプローチの巧みぶりは折り紙付き。最新モデルのドライバーでゲームを組み立てられたことで自身のゴルフを貫けた。昨季はメルセデス・ランキング3位だったが、今季は最高の14本と頂点を目指す。【河本結の使用ギア】※すべてキャロウェイ1W:クアンタム ◆◆◆ MAX(9度+/スピーダーNX ゴールド 50S)3W:クアンタムMAX ツアーバージョン(16.5度/スピーダーNX ゴールド 50S)3,4U:XR16 OS(19,22度/MCH 70 S)※16年モデル5,6I:APEX PRO(N.S.PRO 850GH S)※21年モデル7I〜PW:APEX TCB(N.S.PRO 850GH S)※21年モデル48,52度:OPUS(N.S.PRO 950GH NEO S)58度:OPUS(N.S.PRO MODUS?プロトタイプ)PT:WHITE HOT OG ROSSIE S(3.5度/MC PUTTER X-FIRM)BALL:CHROME TOUR

<ゴルフ情報ALBA Net>

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