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1W変更など続く挑戦 不動裕理が受け入れる“今”「確実に老いてきています」

<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 初日◇7日◇茨城GC西コース(茨城県)◇6718ヤード・パー72>49歳になったツアー通算50勝の不動裕理が、ポツリとこぼす。「だんだん体の違和感が出て来てきました。ちょっと張りが強いなとか、足なんかも。今までゼロだったのにやっぱりだんだんと…。どうやって付き合うべきか研究中なんです」。かつて6年連続で賞金女王に輝いたこともある名選手は、今、コース外でも戦っている。

【写真】不動裕理が投入したタイトリスの新ドライバーを接写

今年で17度目の出場となるこのメジャー大会だが、初日は「珍しく緊張感があるゴルフになった」と振り返る。「簡単にダボもトリもくるし、どこまで落ちるか分からない。行ってはいけないところがたくさんあるので」。そのなかで1オーバー・18位タイで滑り出した。このメジャーは、直近2年間は予選落ち。今回と同じ西コースで行われた23年には、スコア誤記によりプロとして初めて失格も味わった因縁のコースでもある。それでも初日は「27」を記録したパットにも助けられ、2シーズンぶりとなる予選通過に向けてスタートを切った。今、試合には携帯用のマッサージ機を持ち込み、“違和感”が出てきた体を労いながらプレーする。「熊本の時(KKT杯バンテリンレディス)なんかは、朝起きるとやっぱり結構つらかったり。最近、学んだことは自分を大切にしないと楽しくゴルフはできない」。そのズレはゴルフのなかでも感じている。「意識しても反応が鈍いですよね。今までみたいにスムーズにいかないところがある。イメージと動きのズレが徐々に出てきている気がします。30代とか、40代前半のままだとやっぱりよくないのかなと思っていて。自分のなかでうまいこと合わせる努力ではないですけど、作業としてやることがある。それを今、勉強中です」そのなかでゴルフへの探求心は、衰えることはない。今週、新たなドライバーを投入した。ヘッドはタイトリストの26年モデル『GTS3』に変更。シャフトもUSTマミヤの『LIN-Q パワーコア ホワイト』に挿し替えた。「熊本で雨への弱さを感じた」ことで決断。しかも火曜日に初打ちし、水曜日の練習から本格的に使用する“即投入”だった。計測ホールの17番では252ヤードをマークしている。タイトリストの担当者は「飛距離が伸びました。レジェンズで勝った時にGT4を使ってくれていて、新作にも期待してくれていたみたいです」と話していたが、その通りの効果がもたらされている。さらにウェッジのシャフトも、やはりKKT杯バンテリンレディスの結果を受け「2〜3年前に使っていた」という『ダイナミックゴールド EX ツアーイシュー』に変更。すべては“結果”のためだ。「確実に老いてきています」と言うと、フッと笑う。だが必死にそれに抗う姿をコースで見ることもできる。最後にメジャーで予選通過したのが、やはり西コースで行われた22年のこの大会だ。「ガマンしてチャンスが来た時にいければ。大ケガしないように。欲を出さないように」。まずは2日目の18ホールを見据える。(文・間宮輝憲)

<ゴルフ情報ALBA Net>

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