<KKT杯バンテリンレディス 最終日◇19日◇熊本空港カントリークラブ(熊本県)◇6596ヤード・パー72>ディフェンディングチャンピオンとして初めて臨んだ大会。佐久間朱莉はトータル9アンダー・3位で終えた。雨となった最終日はボギーなしの「66」。初日は「74」と乱れ、64位と大きく出遅れたが、インスタートの2日目に「67」と巻き返し、最終組の4組前の10位から出た最終日は前日を上回る猛チャージを演じた。
4バーディを奪ってスコアを伸ばし、最終18番パー5はイーグル締め。ピンまで残り218ヤードを3番ウッドでピン手前6メートルに運び、今季3個目のイーグルにギャラリーは拍手喝さいだった。「きょうは18番くらいの距離のパットがなかなか決まってくれなかった。最後に入ってくれて、いい上がりだったなぁと思います。初日がなかったら…とは思うけど、初日があったからこそ、悪いところに気がつけた。ポジティブにとらえるしかないと思います」ホールアウト後は表彰式に出席し、賞金100万円が懸かっていたイーグル賞(達成者全員)と最終日のベストスコア賞(賞金50万円)を笑顔で受け取った。その後は熊本空港から羽田空港に飛び、20日(月)に渡米する。次戦はテキサス州ヒューストンで開催される海外メジャー今季初戦の「シェブロン選手権」(23〜26日、メモリアル・パークGC)。昨季のメルセデス・ランキング2位以内の資格で出場権を手にした、2024、25年の「AIG女子オープン」(全英)に続く、3度目のメジャーに挑む。「全英のときよりも調子はすごく良くなっている。自信を持ってプレーできているので、どこまでいけるのか挑戦したい。楽しみです」大会連覇を狙った初めてのディフェンディング大会の満足度は「初日は全部が悪すぎた」と決して高くなかった。だが、予選落ちのピンチから堂々の3位。メルセデス・ランキング1位の座もキープし、目の肥えた女子ゴルフ大国・熊本のギャラリーの前で女王の強さを示すことはできた。シェブロン選手権は今年から会場を移した。米国女子ツアーは初開催となるコース。「初めてなので、みんな同じってことですよね。しっかりコースチェックしたいと思います。しっかり4日間を戦い、少しでも上位にいきたいです」。ジュニア時代も含めて米国で開催される試合に出るのは初めてだが、「どこでも眠れるので、大丈夫だと思います」と時差ぼけの心配はない。スポット参戦のハンディは最小限の3度目の海外メジャー。日本の女王として、しっかり爪あとを残してくる。帰国後は休むことなく、30日からの「NTTドコモビジネス」に出場する。快調に滑り出したプロ6年目のシーズン。“働いて、働いて、働いて”2年連続の女王への道を突き進んでいく。(文・臼杵孝志)
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