<マスターズ 事前情報◇8日◇オーガスタ・ナショナルGC(ジョージア州)◇7565ヤード・パー72>海外メジャー今季初戦「マスターズ」の風物詩のひとつ、パー3コンテストが現地時間8日に行われた。1960年から続く伝統行事で、1975年と81年には青木功が優勝している。
「日本オープン」昨年優勝の資格で初出場する片岡尚之は、父・誠之(せいし)さんと親子タッグで参戦。1オーバー・13位タイで終えた。舞台はオーガスタ・ナショナルGCの敷地内にある9ホール、パー27のショートコース。アップダウンに加えて池が絡む、難度の高い設計となっている。打ち下ろしでグリーン奥に池が広がる1番は、奥のエッジから2パットでパー発進とした。1アンダーで迎えた8番では強い向かい風の影響もあり、グリーン手前の池に捕まった。それでも最終9番では、ピン奥3メートルにキャリーさせてバックスピンで戻し、約2メートルを沈めてバーディ締め。大勢のパトロンから拍手と歓声が送られた。ホールアウト後には「めっちゃ楽しかったです」と笑顔。地元・北海道在住の父とは、プロ転向後に会う機会も少なくなった。「こうして一緒に過ごすことも稀。ラウンドは15年くらい一緒にしていない。同じフェアウェイを歩くことがひさしぶりだったので、すごくいい経験になりました」と振り返った。世界最高峰の舞台で果たした“親孝行”。「最初で最後の親孝行です」と照れ笑いを浮かべ、ホールアウト直後には誠之さんとかたい握手を交わした。同組でプレーしたのは、マスターズ3勝のニック・ファルド(イングランド)。「すごかったです。体も大きくて上手」と感銘を受けた。一緒に回れてすごく光栄でした。本当に面白かったです。冗談も言っていて(笑)」。片岡のウエアのスポンサーロゴを見て、『many many sponsors!』と声をかけられるなど、会話を交わして笑い合う場面もあった。会場入り後は練習ラウンドや調整に集中する日々が続いていたが、この日は少しだけ気持ちが軽くなった。「コースがすごく難しくて、そのことばかり考えていたけれど、少しリフレッシュできて気持ちが軽くなりました」と話す。「(本戦も)こういう楽しい雰囲気でできたらいいなと思う。あしたも楽しみながら頑張りたいという気持ちになりました」。明るい表情をで、あすの開幕に向けて最終調整に励んだ。(文・高木彩音)
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