<東建ホームメイトカップ 事前情報◇8日◇東建多度カントリークラブ・名古屋 (三重県)◇7090ヤード・パー71>新選手会長に就任した阿久津未来也が、開幕戦を前に“所信表明”ともいえる第一声を発した。
プロアマ前には、いきなり大役が待っていた。昨年12月に亡くなった尾崎将司さんの追悼セレモニーにて、選手を代表してあいさつ。「このセレモニーは、尾崎将司プロに感謝の意を伝えると同時に、これからの男子ゴルフ界の発展を決意する場であると思っています」と語り、選手会長としての覚悟を示した。就任からここまで精力的に動き、「忙しい日々を送らせてもらっています。自分にとって貴重な経験ですし、充実した1カ月でした」と充実感をにじませる。選手会長として掲げるのは“選手ファースト”だ。今季から導入される下部ACNツアーにおけるプレーフィの負担についても、改善への一歩として好意的に捉え、「こうした選手の負担を少しでも減らしていくことが今年の目標」と掲げる。現在、「プレーヤーズラウンジの設置」を計画しており、環境面から選手を支える具体策として、実現に向けた動きを進めていく考えを明かした。さらにシーズンオフには、新たな試みも構想する。「12月に謝恩コンペをしたい」と語り、例年行われているジャパンゴルフツアー表彰式に代わる形で、ゴルフを通じた“恩返し”の場を思い描く。各大会の上位者や関係者を集めたプロアマ形式を想定し、「プレーで一生懸命見せる」と力を込めた。言葉ではなく、プレーで伝える。それもまた、新会長でありプロゴルファーとしての信念だ。「いずれは女子ツアーの波と男子ツアーの波が入れ替わる時が来ると思う」。男子ツアーの人気低迷が叫ばれる中でも、その視線は前を向く。選手会の取り組みが実を結ぶ未来を見据え、阿久津は様々な施策にトライしていくつもりだ。(文・齊藤啓介)
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