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1Wはテーラーの最新、3Wはタイトのやさしいモデル 地元Vの永峰咲希はプロ13年目で「まさか自分が…」のクラブ契約フリー【勝者のギア】

<アクサレディス 最終日◇29日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6539ヤード・パー72>首位と2打差の5位から出た宮崎県出身の永峰咲希が、15番から4連続バーディ締めで逆転優勝。最終日「66」で回りトータル13アンダーまで伸ばし、通算30勝目で永久シードを狙う申ジエとの競り合いを制した。昨年7月の「資生堂・JALレディス」以来となる通算4勝目はうれしい地元Vとなった。

【写真】テーラー、タイトの組み合わせ 永峰咲希の14本

2014年にプロ転向後、テーラーメイドの“顔”を務めてきた永峰だが、プロ13年目の今年、クラブ契約フリーという大きな決断を下した。「まさか自分がフリーになるとは、正直、思っていなかった。テーラーメイドを離れる時は現役を辞める時だろうと思っていた」。中学2年時にモニターとしてボール提供を受けたことから始まった縁。関係にひと区切りをつけ、新たな一歩を踏み出した。転機となったのは、成績が低迷し「何かを変えなきゃいけない。今のままじゃダメだ」と感じたこと。そして昨季から契約本数を14本から11本に変更し、課題としていたショートゲームにテコ入れ。58度のウェッジをタイトリスト『ボーケイ』にしたり、スコッティキャメロンのパターを取り入れた。そして今季、完全フリーになった。「長いゴルフ人生でテーラーメイドしか知らずにやってきた。ほかのメーカーをテストさせてもらって発見があるし、逆に、テーラーメイドの良さに気づくこともある」優勝時のキャディバッグを覗くと、テーラーメイド色は強く、信頼感は揺らいでいない。開幕時はタイトリストのドライバーを使用していたが、今大会前にテーラーメイドの最新モデル『Qi4D LS』に変更。新たなスパイスといえるのは、タイトリストの『GT1』を投入した3番ウッド。「すわりがいいし、ボールが上がってつかまりやすい。スプーンの難しさが軽減される感じがある」と話す。ウッド類のシャフトは10年以上愛用するフジクラ製。ドライバーのシャフトは昨年優勝時の「24ベンタスレッド」から「NXバイオレット」に変更していた。シャフトの変更についてフジクラのプロ担当は次のように話す。「昨年11月の三菱電機の試合から『NXバイオレット』へスイッチしました。先中調子の『24VENTUS RED (5-S)』に対して、バイオレットは中調子ですがつかまりの良いシャフト。現在使用されているヘッドに対して打ち出したい方向と出球の高さが合いやすいところを気に入っていただいていると思っています。7番と9番のFWに入っている『ベンタスTRブルー』も新しくなった『26ベンタス ブルー』をテスト予定です」。クラブ契約はフリーになったが、ウッド類は不動のフジクラだった。最終日、10番パー5では218ヤードからの2打目を2メートルについてイーグルを奪い、サンデーバックナインの反撃につなげた。初日、2日目も10番でバーディを奪い、スコアメークのカギになったホール。「2オンを狙えたのはドライバーが飛んでくれていたから。スプーンの活躍ぶりもすごかった」とうなずいた。ボールはタイトリスト『プロV1』にスイッチ。「悪天候のときに強いと思ったのが一番。キャリーが1〜2ヤード伸びているのに、ランはこれまでの半分で止まってくれる」と好感触。4月28日には31歳とベテランの域に入ってきたが、大きな決断を下した今季は、自身初の年間複数回優勝も視野に入れている。【永峰咲希の優勝セッティング】1W:テーラーメイド Qi4D LS(10.5°/スピーダーNXバイオレッド50-S)3W:タイトリスト GT1(14.5°/スピーダーNXグリーン50-S)7,9W:テーラーメイド Qi35(21,24°/ベンタスTRブルー7-S)6UT:テーラーメイド Qi10レスキュー(28°/スピーダーTRハイブリッド75-S)6I〜PW:テーラーメイド P770(N.S.プロ プロトタイプS)48,54,58°:タイトリスト ボーケイSM11(N.S.プロ プロトタイプS)PT:スコッティキャメロン ファントム T-5SBALL:タイトリスト プロV1

<ゴルフ情報ALBA Net>

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