<アクサレディス宮崎 事前情報◇26日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6539ヤード・パー72>大ベテランの大山志保が昨年6月「ヨネックスレディス」以来、約10カ月ぶりに国内女子ツアーに出場する。昨年夏場以降にも出場する意向はあったが、2021年に発症した「治療法が確立していない」という足の難病による痛みの影響で、プレーすることが難しかった。
22年11月に「トーナメント特別保障制度」(公傷制度)を申請し、23年6月に1年間の延長措置。復帰後の24年は出場1試合、昨年は2試合のみ。いずれも予選落ちを喫した。「間に合えばいいと思ったけれど、どんなに頑張っても無理だった。けっこうへこみましたね」と、年末のQT出場もかなわなかった。体調は現在も安定しない。「暖かい気温よりも、冬とか寒い方がいい」と話し、入浴は「体調がマシなときだけ、足を上げて」ぬるめのお湯に浸かる程度。痛みで眠れないこともあった。今年に入って18ホールを回り切ったのはわずか4回。それでも今、軽めのランニングを5分、スクワットを数回できるようになるなど、手ごたえも感じている。「自分のできる範囲のことはやりきって、準備をすることができました」と、地元・宮崎での今大会を迎える。若手の活躍を目にすると、第2の人生が頭をよぎる。そのたびに、「自分がいままで歩んできた道を振り返ると、やっぱり諦められない」という答えにたどり着く。「人になんて言われようと、自分が選んだ道を貫きたい。納得した時に引退か第一線から退くかを考えます。自分自身に負けたくない。最後にこれを乗り越えたい」。それが、いまのモチベーションだ。今大会は主催者推薦での出場。「すごく感謝しています。この場所で戦えるのは本当に幸せ。来ただけで心はさらに元気になりました。体は痛いけれど(笑)」。48歳にして、ドライバーはこれまでで一番飛んでいる。「出場するからには優勝したいという気持ちはある。予選通過したい、という目標ではないです」。満身創痍でも、ツアー通算18勝を誇る不死鳥の闘志は決して衰えていない。(文・笠井あかり)
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