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賞金総額30億円で優勝賞金6億円大会も 米ツアーで8試合行われる“シグネチャー・イベント”ってなんだ?

<AT&Tペブルビーチ・プロアマ 事前情報◇11日◇ペブルビーチGL(6989ヤード・パー72)、スパイグラスヒルGC(7071ヤード・パー72)◇カリフォルニア州>今週は米ツアーの“シグネチャー・イベント“でトップ選手が続々とエントリー。昨年覇者で今季初戦のローリー・マキロイ(北アイルランド)らが注目を集めている。日本勢は先週プレーオフで惜敗した松山英樹と2戦連続トップ10入りと好調な久常涼の2人が出場する。

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本来の開幕戦だった「ザ・セントリー」が中止となったため、今大会が同イベントの初戦となる。「ザ・セントリー」に代わり5月の「キャデラック選手権」がシグネチャー・イベントとなった。さて今さらながら、“シグネチャー・イベント”というのは、どういう大会なのだろうか。年間ポイントランキング上位者らの限られた選手の72?80名のみが出場できるエリート大会で、一大会の賞金総額が2000万ドル(約31億円)、優勝は360?400万ドル(約5億5800万円?6億2000万円)という超高額賞金がかけられている。年間で争うフェデックスカップポイントも優勝は700(通常大会は500)と高得点を得ることができる。さらに8大会中5大会は予選落ちがないため、選手にとっては大きな魅力のある大会だ。ちなみに松山は、過去にシグネチャー・イベントで2勝を挙げている。2024年の「ジェネシス招待」は優勝賞金400万ドル(約6億円)、25年の「ザ・セントリー」では優勝賞金360万ドル(約5億6800万円)のビッグマネーを手にした。シグネチャーイベントの始まりは23年で、当初は“エレベーティッド・イベント”と呼ばれ、この年は17大会が選ばれた。目的はサウジアラビアのオイルマネーをバックに22年から始まった超高額賞金ツアー「LIVゴルフ」へのトップ選手流出を食い止めるための対抗措置。「メジャーだけではなく、もっと多くの試合でトップ選手が争うことで、ファンがもっと楽しめる」とし、エリート大会を目指した。出場できるのは、前年「ツアー選手権」終了時のフェデックスカップランキングトップ50。これらの選手は全8試合の出場権を獲得する。次いで秋の『フェデックスカップ・フォール』シリーズで有資格者を除くトップ10に入ると、今週の「AT&Tペブルビーチ」、及び次週の「ジェネシス招待」に出場できる。そのほか、今季のツアー優勝者、またPGAツアーメンバーで世界ランキング30位内に入れば出場権を得られる。このエリート大会に出場できればどんどんポイントも加算されるから、下位の選手にとっては上位に浮上するのがさらに厳しくなる。しかし、資格を持たない選手が出場権を得る道はある。「AON ネクスト10」と「AON スイング5」の二つがそうだ。「AONネクスト10」は、前年のトップ50を除いた選手の中でポイントランキングトップ10の選手。「AONスイング5」は、シグネチャー・イベントの間に開催されるレギュラー大会でのポイント積算で、有資格者を除いたトップ5の選手が得るもの。こちらは久常が「ファーマーズ・インシュランスオープン」で2位、「WMフェニックス・オープン」で10位に入ったことから見事に出場権を勝ち取った。世界のトップ選手がこぞって出場するエリート大会は、まさに目が離せない戦いになる。(文・武川玲子=米国在住)【今季のシグネチャー・イベント8試合】「AT&Tペブルビーチ・プロアマ」(2月12〜15日) 「ジェネシス招待」(2月19〜22日)「アーノルド・パーマー招待」(3月5〜8日)「RBCヘリテージ」(4月16〜19日)「キャデラック選手権」(4月30日〜5月3日)「トゥルーイスト選手権」(5月7〜10日)「メモリアル・トーナメント」(6月4〜7日)「トラベラーズ選手権」(6月25〜28日)タイガー・ウッズ(米国)がホストを務める「ジェネシス招待」、「アーノルド・パーマー招待」、そしてジャック・ニクラウス(米国)がホストの「メモリアル・トーナメント」は予選カットが実施され、上位50位タイが決勝ラウンドへ進む。その他5大会は予選カットなし。

<ゴルフ情報ALBA Net>

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