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ついに届いた初タイトル 菅楓華、序盤戦の苦悩を越えて【2025年“この1シーン”】

白熱のシーズンが終わった国内女子ツアー。今季全36試合を振り返り、大会ごとに印象に残った“1シーン”を紹介する。

【写真】女子プロの振り袖姿、集めました

■ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン(9月26〜28日、宮城県・利府ゴルフ倶楽部、優勝:菅楓華)最後のパットが沈んだ瞬間、菅楓華はしばらく顔を覆ったまま動けなかった。プロ2年目。これまで幾度となく優勝争いに絡みながらも、あと一歩で届かなかった初タイトルを、この日ついに手にした。首位と2打差の7位からスタート。序盤から流れに乗り、前半だけで5バーディを奪うと、混戦のなかでも攻める姿勢を崩さなかった。終盤17番で単独首位に立ち、18番もバーディ。クラブハウスリーダーとして待つ時間は長く感じられたが、最終組のイーグルの可能性が消えた瞬間、勝利が確定した。シーズン序盤は、開幕戦から3試合連続で最終日最終組に入りながら勝ち切れなかった。「自分に期待しすぎた」。その反動で中盤戦は結果が出ず、気持ちも沈んだ。それでも、勝つことを急がず、自分のゴルフに集中する――その選択が、最後に実を結んだ。同期や同世代が次々と勝ち上がるなかで味わった焦りも、この一勝で静かにほどけた。20歳でつかんだ初優勝はゴールではなく、立ち位置を確かめるための一歩。「30歳までに女王になる」。目標を高らかに宣言した。

<ゴルフ情報ALBA Net>

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