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2022年大会覇者・尾関彩美悠は花柄ミニワンピ姿 シード保持へ今週のテーマはFWキープ

<住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 事前情報◇17日◇新南愛知カントリークラブ 美浜コース(愛知県)◇6600ヤード・パー72>ルーキーイヤーの2022年に今大会でツアー初優勝を果たした尾関彩美悠は「楽なので、好きなんです」というお気に入りのミニのワンピース姿で前夜祭の華やかさを彩った。

【前夜祭フォト】セキ・ユウティンのチャイナドレスがすごい

岡山・作陽高3年時の21年11月に行われた最終プロテストでトップ合格。最終日を単独首位から出て、最終18番のバーディで優勝を決めた3年前はプロデビューから17試合目でつかんだ頂点だったが、まだ2勝目には届いていない。今季は前週まで25試合に出て、15度の予選落ち。メルセデス・ランキングは84位と3季連続で守ってきたシードが危うい状況だが、「調子自体は決して悪くはない」と表情に暗さはない。より多くのポイントを稼ぐチャンスだった前週の国内メジャー「ソニー日本女子プロ選手権」も予選落ち。2日間で39.3%(11/28)と低調だったフェアウェイキープ率を猛省し、「今週のテーマはフェアウェイキープ。パットやセカンドショットとかはいい感じなので、ドライバーショットをしっかりフェアウェイに置いて、スコアをつくっていきたい」と話した。この大会はアマチュアだった21年から4年連続で出場し、予選落ちはなし。21年は33位でベストアマとなり、2週後の「日本女子オープン」で11位に入る流れをつくった。23年は7位で昨年は11位。本人も「相性はすごくいいと思う」と認める舞台から、ギアを上げていくつもりだ。「去年に比べて、今年はフェアウェイキープ率が悪いのが気になっています。今は本当にそこだけだと思う。先週と同じように今週もフェアウェイが狭いので、気をつけていきたい」メルセデス・ランキングがキャリアハイの16位だった昨季のフェアウェイキープ率は73.1%で8位だったが、今季は70%で26位。2週前の「ゴルフ5レディス」では今季自己最高の4位になった。相性抜群のコースのフェアウェイを闊歩(かっぽ)することが、復調の手ごたえを確信に変える一歩となる。(文・臼杵孝志)

<ゴルフ情報ALBA Net>

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