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“悪童”ジョン・デーリーが衝撃の『19打』 米シニアツアー史上ワースト更新

<サンフォードインターナショナル 初日◇12日◇ミネハハCC(サウスダコタ州)◇6747ヤード・パー70>PGAツアーチャンピオンズ(米シニア)の第1ラウンド。その破天荒なプレーと私生活から“悪童”の異名を持つジョン・デーリー(米国)が歴史的なスコアを記録した。12番パー5でまさかの“19打”を叩き、ツアー史上ワースト記録を更新した。

〈写真〉史上初の平均300ydヒッター デーリーは超オーバースイング!

PGAツアーの記録によると、デーリーはティショットをラフに入れた後、そこからなんと7回連続でペナルティエリアへ。17打目でようやくグリーン手前に運び、18打目を寄せてホールアウトした。公式スコアは「19」で、従来の最多記録「16」を3打も上回った。これまでも1ホールでの大叩きで話題を呼んできたデーリー。1998年の米国男子ツアー「アーノルド・パーマー招待」では「18」を記録したが、今回はそれを上回る自己ワーストとされる。12番を終えた時点でスコアは一気に4オーバーから一気に18オーバーへ。その後は15番でバーディを奪う意地を見せたが、結局「88」(バックナイン51)の18オーバーでホールアウトした。同組はスティーブン・エイムズ(カナダ)とアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)。「64」で単独首位発進を決めたカブレラが自身の誕生日を最高のかたちで祝った一方で、デーリーは最下位に沈む対照的な一日となった。

<ゴルフ情報ALBA Net>

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