<ニトリレディス 2日目◇29日◇北海道カントリークラブ 大沼コース(北海道)◇6955ヤード・パー73>竹田麗央らと同じ2003年生まれの“ダイヤモンド世代”。プロ2年目の吉澤柚月が、プロ初となるトップ10内で予選ラウンドを終えた。14位で迎えたこの日はボギーなしの2バーディ。「71」をマークし、首位と3打差のトータル5アンダー・7位タイで3日目に挑む。
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前半9ホールは全てパーとガマンの展開。「(グリーンには)乗ってはいたけど、チャンスについたわけではなかった」と振り返るが、パッティングの距離感が良く流れを切らさなかった。すると後半に入り、10番で3メートルを沈めてこの日初バーディ。さらに16番では10メートルを沈めてスコアを伸ばした。今季はQTランキング48位で開幕を迎えたが、第1回リランキングで56位に後退。今大会も当初は出場リストに名前がなかった。今週、鳥取県で行われている国内下部のステップ・アップ・ツアーの出場資格は持っていたが、「後悔したくないので父に頼みました」と北海道行きを決断。ウエイティング1番目で現地入りし、欠場者が出たことで出場権を得た。ただ、「月曜の朝に首を寝違えて…」と準備は万全ではなかった。火曜日はコース確認を歩いて行う程度にとどめ、練習もウェッジとパターのみ。前週「CAT Ladies」(箱根)で課題となった洋芝でのアプローチに取り組んだ。北海道特有の洋芝では芝にボールが沈む場面が多い。「(手元が)緩まないようにして“打ったら終わり”のイメージ。(フェースを)開いて(芝に)引っ掛からないように打つ」。芝に沈んだボールはフェースに乗せにくく、無理に振り抜くとダフリやトップの原因になる。そのため、インパクトで手元の動きを止めるようにしてヘッドをボールの後ろに落とし、確実なコンタクトを心がけた。スイング面でも改良を重ねた。「突っ込み癖があって、ボールに向かって打っちゃう」。体が左に流れ、軸がぶれていた。そこで「ボールの1個手前を最下点と意識した」ことで軸の安定を確保。寝違えた首が「手で上がらなくなり、体の回転でバックスイングできた」とケガの功名になり、結果的にショットの安定度が増したという。4位タイのアマチュア・中澤瑠来(るな)は同学年で、幼少期からの仲間。「瑠来に負けたくない」と笑顔を見せつつ、「負けないように頑張ります」と闘志ものぞかせた。来週の「ゴルフ5レディス」も現時点ではウェイティング。まずは次戦の出場権が得られる上位3位を目指し、翌週の月曜日に控える「日本女子オープン」の最終予選会に向かいたい。(文・高木彩音)
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