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22試合1勝の松山英樹は、今季一体いくら稼いだ? 前年より“約7億円ダウン”も…ものすごい金額に!

今季の米国男子ツアーは、先週のプレーオフシリーズ最終戦「ツアー選手権」を制したトミー・フリートウッド(イングランド)の初優勝、そして年間王者戴冠という結果でレギュラーシーズンの幕が閉じた。

<写真>タテ振りからヨコ振りに? 松山英樹のスイングに変化

2021年の東京、24年のパリと五輪にも2大会連続で出場し、パリ五輪では銀メダルを獲得した34歳が、164試合目にしてようやく初勝利を挙げたという事実も意外だったが、やはり、それによって得た“報酬”にも驚かされた。この試合だけでも賞金1000万ドル(約14億7000万円)を獲得。今季通算を1849万6238万ドル(約27億1894万円)とし、賞金ランク2位で終えた。“これぞ米国男子ツアー”という目もくらむような額だが、では松山英樹は、いくら稼いだのだろうか? 今季は22試合に出場。開幕戦の「ザ・セントリー」で優勝しながら、トップ10入りはこの1試合のみに終わり、トップ25が11試合、予選落ちは3度という結果だった。それでも賞金は656万8644ドルで、日本円に換算すると約9億6559万円。ランキングは22位で終えた。2勝した昨年は賞金ランク3位(1125万7969ドル=約16億5492万円)だっただけに、7億円弱と大幅な“減収”になったが、それでも9億円超えは、庶民には夢のまた夢の話。これに加えてポイントランキングの順位に応じたボーナスや、スポンサー収入もあるため、その額はさらに跳ね上がる。他の日本勢を見ると、久常涼は165万3102ドルで賞金ランクは82位だったが、それでも約2億4300万円を稼いでいる。同136位だった金谷拓実も78万4297ドルを稼ぎ、“億超え”の約1億1529万円というのだから驚き。同190位の星野陸也は16万4436ドル(約2417万円)、同199位の大西魁斗は10万1608ドル(約1493万円)となっている。ちなみに、ポイントランク1位で迎えた最終戦に敗れ、2季連続の年間王者にこそならなかったが、スコッティ・シェフラー(米国)は2657万9550ドル(約39億719万円)を稼ぎ“賞金王”に輝いた。以下、2位のフリートウッド、1699万2418ドル(24億9788万円)で3位のローリー・マキロイ(北アイルランド)と、とんでもない数字が並び続ける。来年は、日本勢がこの“名誉”と“札束”を手にすることを期待したい。

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