<全英オープン 2日目◇18日◇ロイヤル・ポートラッシュGC(北アイルランド)◇ 7381ヤード・パー71>金谷拓実が、2019年の「マスターズ」(アマチュアとして出場)以来、約6年ぶりとなる海外メジャーでの予選通過を果たした。プロ転向後としては初となる。
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ホールアウト後には、「予選を通る難しさをたくさん感じてきた。6年前に出たときと状況も似ていたし、ホント苦しかったけど、最後まで信じてプレーできたかなと思います」と、ほっとした表情で胸の内を明かした。2日目は32位タイからスタート。1番からティオフし、4番でボギー先行。6番でバーディを奪ったが、9番で再びボギーを喫し、前半は1つスコアを落としての折り返しとなった。予選カットラインとの攻防に、気持ちも引き締まる。そんなとき、これまでの経験から「顔がこわばるので、できるだけ笑えるように意識しながら、キャディさんとも話して、少しでもリラックスできるように」と意識をした。「そういう面では今回はうまくいったかな」と、苦しい展開のなかでも気持ちを切らさずにプレーできたことが、予選通過の要因のひとつとなった。後半は1バーディ・1ボギーとスコアを伸ばすことはできなかったが、2019年から毎年挑戦し続けてきた海外メジャーで、久しぶりに週末の舞台に立つ。「終盤は本当に苦しいホールが続いたけど、その中でもしっかり我慢強くプレーできた。ずっと予選を通れていなかったけど、諦めずに戦い続けて、ちょっと報われたかなと思います」と、肩の荷が下りた様子を見せた。これで自身13試合ぶりにメジャーでの決勝ラウンドを迎える。「もっと伸び伸びとプレーできると思うし、優勝とかは関係ない位置なので、あす、あさってと、もっともっといいプレーができるように、せっかく通ったので頑張ります」と、週末に向けて意気込みを示した。
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