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それでもVで4億円超え…男子メジャー大会の賞金増額に歯止め? 全米オープンに続き全英オープンも据え置きへ

17日に開幕する今季男子メジャー最終戦「全英オープン」の賞金総額が、昨年と変わらず1700万ドル(約25億円)になることがわかった。主催するR&Aが賞金を据え置くのは2012年以来となる。

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優勝賞金も、昨年ザンダー・シャウフェレ(米国)が手にした310万ドル(約4億5800万円)と同額になる。6月の「全米オープン」も、増額なしの総額2150万ドル(約31億8200万円)、優勝430万ドル(約6億3600万円)だった。「マスターズ」は今年は100万ドルの増額で総額2100万ドル(約31億円)、優勝は420万ドル(約6億2100万円)だった。また「全米プロ」は50万ドル増えて総額1900万ドル(約28億円)、優勝は342万ドル(約5億円)と、増額傾向が続いた。各大会の賞金総額が2000万ドル(約29億6000万円)のLIVゴルフ開幕以来、男子ゴルフの賞金は高騰が続いており、PGAツアーのシグネチャーイベントも同額の2000万ドル。第5のメジャーと呼ばれるPGAツアーのフラッグシップ大会「プレーヤーズ選手権」は総額2500万ドル(約37億円)になっている。4大メジャー大会の中では全米オープンが最高額を維持したが、今季は大きな増額がされない1年となった。(文・武川玲子=米国在住)

<ゴルフ情報ALBA Net>

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