間もなく、夏本番! 夏休みにはゴルフの予定でパンパン…という読者も多いのではないでしょうか? ALBA.Netでは、そんなみなさんを応援するため、7月を『飛ばし月間』に設定。飛距離アップにつながる記事をお届けしていきます。そしてその一環として、第一線で活躍する現役バリバリのツアープロにスイングの注意点、練習法、道具選び…など“飛ばしの極意”を聞いてきました! 毎日、読んでいただき、“きのうの自分よりも1ヤードアップ”を目指していきましょう! 今回は昨年6年ぶりの復活優勝を挙げた新垣比菜。
【連続写真】体の回転を最大限に使う! 吉田泰基のドライバースイング
◇昨年6月の「ヨネックスレディス」で6年ぶりのツアー優勝。2020−21年シーズンにシードを喪失してから、なかなか浮上のきっかけをつかめなかった黄金世代の代表格は、新潟の地で復活を印象づけた。昨年のドライビングディスタンスは239.32ヤードの44位。調子が上がってこない今季は、この数値も227.61ヤード(85位)と伸びてこないが、22年は242.07ヤード(23位)、23年は242.30ヤード(31位)と240ヤード以上の記録も残しており、そのポテンシャルは高い。そんな新垣が飛ばしのアドバイスで、いつものおっとり口調ながら真っ先に答えたのが「体のキレをあげる」。それはすなわち、ヘッドスピードを上げることにつながってくるからだ。とはいえ、闇雲にマン振りしていればいい…というものではない。そこで、こんな練習法を提案してくれた。「私は、素振りの時に軽い棒を使用しています。ヘッドスピードが上がっていることを体感したうえで、すぐに普通のクラブを振ります。そうすると、自然にヘッドスピードが上がります」新垣自身は、プロとしてこれを毎日数十回以上、繰り返しているが、我々アマチュアには「10回振るだけでも変わってくると思いますよ」とも。日々の練習で、これを取り入れるのもおススメだが、即効性もあるため「ラウンド前にやるのもいいですね」とニッコリ。朝の練習場で、まずは軽い棒を振ってからショット練習をし、体のキレを増して、飛距離アップへ。さっそく、次のゴルフの機会に試してみるのは、いかが?
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