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初V期待の若手・吉田泰基はスイングを変えない 振るときだけ「ボアをきつく締める」 【プロが教える毎日“極・飛ばし術”】

間もなく、夏本番! 夏休みにはゴルフの予定でパンパン…という読者も多いのではないでしょうか? ALBA.Netでは、そんなみなさんを応援するため、7月を『飛ばし月間』に設定。飛距離アップにつながる記事をお届けしていきます。そしてその一環として、第一線で活躍する現役バリバリのツアープロにスイングの注意点、練習法、道具選び…など“飛ばしの極意”を聞いてきました! 毎日、読んでいただき、“きのうの自分よりも1ヤードアップ”を目指していきましょう! 今回は今季初優勝が期待される27歳の吉田泰基。

【連続写真】体の回転を最大限に使う! 吉田泰基のドライバースイング

◇吉田は2022年からシードを維持しており、今季開幕戦の「東建ホームメイトカップ」で3位タイ、選手会主催大会の「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」では優勝争いを演じて5位。初優勝が期待される若手注目選手のひとりだ。今季のドライバー平均飛距離は『292.02ヤード』(48位)を記録している。そんな有望株の吉田に飛ばすコツを聞いてみると、「飛ばしたい!」と思うときに行うのは「下半身の踏ん張りをきかせるために、シューズのボアをきつく締める」ことだという。『スイングは変えなくていいの?』と思う人もいるかもしれない。吉田の考えはこうだ。「スイングで何かを変えると、ミスショットになりやすい。同じスイングを保ったまま、シューズをきつく締めて振るスピードを上げる」。プロにとって、安易な“飛ばし欲”は禁物だ。たとえ飛距離が出ても、曲がってしまえばスコアメークにならない。だからこそ「動きは変えずに、スピードを変える」というワケだ。契約しているのはアディダスゴルフのシューズ。「アディダスのシューズは、ホールド感がしっかりあって、足の踏み込みに強いです。ボアをきつくしなくても安定感がありますが、そこをさらに“キュッ”と締めることで、もっと踏み込みがしやすくなります」と、信頼のシューズが飛距離アップにもつながっている。スピードを上げるためには、スイングの土台となる下半身の安定が重要。すぐに実践できる方法として、シューズをきつく締めることはアマチュアゴルファーにもおすすめだ。試してみてはいかがだろうか。

<ゴルフ情報ALBA Net>

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