間もなく、夏本番! 夏休みにはゴルフの予定でパンパン…という読者も多いのではないでしょうか? ALBA.Netでは、そんなみなさんを応援するため、7月を『飛ばし月間』に設定。飛距離アップにつながる記事をお届けしていきます。そしてその一環として、第一線で活躍する現役バリバリのツアープロにスイングの注意点、練習法、道具選び…など“飛ばしの極意”を聞いてきました! 毎日、読んでいただき、“きのうの自分よりも1ヤードアップ”を目指していきましょう! 今回は男子ツアー通算2勝の河本力。
◇昨年まで3季連続でドライビングディスタンス1位に輝いた河本。今年は6月の「?全英への道?ミズノオープン」で2位に入り、海外メジャー「全英オープン」の出場権を獲得した。「全米オープン」にも2年連続で出場。海外志向の高い、注目若手選手のひとりだ。そんな河本が飛ばしの秘訣に挙げたのは、体に対して動くクラブヘッドの位置だ。「ダウンスイングからボールを打つまでの間、体の近くを通らないことが大事。近くを通りすぎると飛ばないし、効率も悪くなる」。これは、遠心力に基づいたものだ。「(飛ばすためには)クラブが体に近づかないように打つ。これが一番簡単。遠心力、エネルギー力も変わってくる」。ボールに当てにいくとフォローで左ヒジが引けたり、手でこねたりして、スイングが縮こまってしまう。すると、ヘッドが加速しにくいため飛距離も出ない。ヘッドスピードを出すために、「振り切る」という意識は重要だ。「振り切る」ポイントとして、ダウンスイングからフォローにかけて遠くにスイングする意識が重要。そうすれば、アドレス時とヘッドの位置が変わらずにインパクトを迎えられるため「当たりが強くなる」という。飛距離に悩んでいる方は、ぜひ試してみてはいかがだろうか?
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