間もなく、夏本番! 夏休みにはゴルフの予定でパンパン…という読者も多いのではないでしょうか? ALBA.Netでは、そんなみなさんを応援するため、7月を『飛ばし月間』に設定。飛距離アップにつながる記事をお届けしていきます。そしてその一環として、第一線で活躍する現役バリバリのツアープロにスイングの注意点、練習法、道具選び…など“飛ばしの極意”を聞いてきました! 毎日、読んでいただき、“きのうの自分よりも1ヤードアップ”を目指していきましょう! 今回は女子ツアーで今季3勝を誇る佐久間朱莉。
【連続写真】ジャンボ尾崎そっくり!? 佐久間朱莉の低く長く引くバックスイング
先週の「アース・モンダミンカップ」で今季3勝目を挙げ、優勝賞金5400万円を獲得。現在メルセデス・ランキングでも1位に立つ佐久間に、飛ばしの秘訣を聞いてみると、少し悩んだ後、笑顔でこんな答えが返ってくる。「アマチュアの方は、飛ばそうとすると上半身に力が入ってしまうので、お腹とか下半身を意識したら、ミート率が上がって、今よりも飛距離もアップすると思います」この「ミート率」こそ、やはり飛距離を伸ばすうえでは大事。プロのように的確に芯をとらえ続ける…というのは、どうしても難しいが、“当たったら飛ぶ”なら当たる回数は増やしたいところだ。そうは言っても、簡単にできれば苦労はない。佐久間に、効果的な練習法を聞いたら、そこはジャンボ尾崎の愛弟子とあって「素振り」と言ってニッコリだ。その際は闇雲に振るのではなく、こんな点に気をつけよう。「上半身の力を抜いて、上半身は使わないくらいのイメ―ジです。足だけで振る、それくらい極端に素振りをするのがいいかもしれません」ジャンボの門下生になった時から、とにかく振って、振って、振りまくるを実践し、ツアーの顔役にまで登りつめた佐久間の言葉とあって、説得力が違う。身長は155センチながら、いまやドライビングディスタンスは247.87ヤードを記録し、ツアーで13位の飛ばし屋にまで成長した。アース・モンダミンでは17番ティから、隣の16番ホールにティショットを打ちグーリンを狙う“佐久間ルート”も話題になったが、下半身主体の素振りを続ければ、あんな風に、意のままにショットを操れるようになるかも?
<ゴルフ情報ALBA Net>