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＜全米オープン　事前情報◇10日◇オークモントCC（ペンシルベニア州）◇7372ヤード・パー70＞日本での最終予選会を突破し、杉浦悠太は全米に初出場する。海外メジャーとしても初参戦。「練習ラウンドのギャラリーの数はびっくり。試合前なので（緊張感は）そこまでだけど、これだけギャラリーがいるとちょっとある」と雰囲気に圧倒されながらも、舞台を噛みしめている。

【写真】杉浦悠太、スイングの円弧がキレイすぎる

世界ランキング1位のスコッティ・シェフ―ラ（米国）や昨年覇者でLIVゴルフが主戦場のブライソン・デシャンボー（米国）、キャリアグランドスラムを達成したローリー・マキロイ（北アイルランド）らを「初めて」みた。米ツアーを目標にしている杉浦にとって、全米はかねての大舞台でもある。先週の日本ツアー「BMWツアー選手権森ビル杯」は欠場し、早めに現地入り。雨が多かった先週から練習してすでに2ラウンドをこなし、コースを確認している。オークモントCCで行われるのはダスティン・ジョンソン（米国）が制した2016年以来。「YouTubeで観てきた。画面で分かるグリーンの速さで、きょうはそれに近いような速さがでている。難しいですね」と警戒する。グリーン周りのラフも「密集していて粘っこい。本当に抜けない。クラブも簡単に返っちゃう。相当強く打たないと難しい」と語る。気を付けるポイントは多いが、「日本に比べれば広いんじゃないですか？ 日本オープンよりも広い」と話すフェアウェイキープについては、積極的に振ることができそうだ。「フェアウェイに行けばバーディの確率も出てくる。ティショットは大事」とマネジメントを練る。コースチェックは十分に行ったが、「きょうはラウンドして難しかったですけど楽しかった。（グリーンの）速さと雰囲気に慣れたい」と開幕前日も練習ラウンドをする予定。万全の準備を整えて世界に挑戦する。

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