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「パット・イズ・マネー」 ショットの実力も測られる平均パット数は不振脱却の河本結がトップ【上期スタッツ振り返り・平均パット数】

国内女子ツアーは「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」で今季19試合が終了し、全37試合のうち半分を消化。来週18日(木)の「大東建託・いい部屋ネットレディス」から後半戦へと突入する。スタッツをもとにして、前半戦で活躍した選手たちにスポットライトを当てる。今回はパーオンホールの『平均パット数』(パーオンホールの総パット数÷総パーオンホール数)。

河本結がノースリーブ解禁【写真】

◇平均パット数とは、パーオンしたホールの平均パット数。最初に球がパッティンググリーンに乗った後、全てのストローク数をカウントする。平均パット数を上げるには、単純にパッティングが上手なだけでなく、狙ったところを外さないショット力も求められる。そんなショットとパットの総合力がカギとなる部門で1位に立っているのが『1.7398』の河本結。そして同部門では、いかにバーディパットを多く決めているかも問われるところ。河本はバーディ数が207個(5位)、60台のラウンド数は19回(6位タイ)と持ち前の"攻撃ゴルフ"を取り戻しているともいえる。河本は今季、未勝利ながら10度のトップ10入り、メルセデス・ランキングでは10位に浮上。不振脱却の道のりを歩んでいる。4月に行われた全米女子オープン最終予選(日本会場)では2位で通過し、本戦に臨んだ。初出場となった4年前は60位だったが、今年は39位タイと確実に成長を遂げている。さらに、6月の「ニチレイレディス」終了時に実施された第1回リランキングは首位で突破。後半戦の出場権を獲得した。河本に次いで2位には山下美夢有が『1.7496』、3位には今季1勝の臼井麗香が『1.7536』でつけている。10シーズン連続で同部門トップ10に入っている“パットの名手”鈴木愛は、6位で折り返す。また、1ラウンド当たりの平均パット数では、森田遥が『27.9596』で1位。鈴木愛が0.0965差で追っている。パーオンホールでの平均パット数部門でトップに立っている河本は7位(28.2703)につけている。【平均パット数(パーオンホール) トップ10】1位:河本 結 1.73982位:山下 美夢有 1.74963位:臼井 麗香 1.75363位:竹田 麗央 1.75365位:森田 遥 1.75706位:鈴木 愛 1.76107位:尾関 彩美悠 1.76198位:小祝 さくら 1.76289位:佐久間 朱莉 1.764410位:岩井 千怜 1.7657【平均パット数(1ラウンド当たり) トップ10】1位:森田 遥 27.95962位:鈴木 愛 28.05613位:臼井 麗香 28.07694位:尾関 彩美悠 28.16225位:アン・シネ 28.19056位:青木 瀬令奈 28.26897位:河本 結 28.27038位:高木 萌衣 28.31379位:吉本 ひかる 28.390210位:山下 美夢有 28.3908

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