国内女子ツアーは「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」で今季19試合が終了し、全37試合のうち半分を消化。来週の「大東建託・いい部屋ネットレディス」から後半戦へと突入する。スタッツをもとにして、前半戦で活躍した選手たちにスポットライトを当てる。今回は『平均ストローク』。
◇この部門では昨季『70.92』でツアー16位に終わった竹田麗央が、今季は開幕から『69.65』と快走を続けている。このまま平均ストローク60台でシーズンを終えると、申ジエの『69.94』(2019年)、山下美夢有の『69.97』(22年)、『69.43』(23年)に続き、史上3人目の快挙となる。今季は4月の「KKT杯バンテリンレディス」でツアー初優勝を飾ると、翌週の「フジサンケイレディス」では史上4人目の初優勝から2週連続優勝を達成。続く5月は「ブリヂストンレディス」で早くも3勝目を挙げ、一気に名を知らしめた。さらに、初出場した海外メジャー「全米女子オープン」では9位タイに入るなど、今季だけで日米合わせて11度のトップ10入りを果たしている。一方、3シーズン連続1位を狙う山下もだまってはいない。こちらも3年連続60台へ、『69.8621』と順調に進んでいる。2人の差はわずか0.209差と、し烈な戦いはこれからも続きそうだ。なお竹田は平均バーディ数(4.00個)、パーオン率(74.55%)、イーグル数(5個)など複数部門で1位に立っている。【平均ストローク・トップ10】1位:竹田麗央(69.6523)2位:山下美夢有(69.8621)3位:小祝さくら(70.1724)4位:岩井千怜(70.2655)5位:佐久間朱莉(70.5875)6位:高橋彩華(70.6491)7位:河本結(70.6664)8位:岩井明愛(70.7609)9位:鈴木愛(70.9138)10位:藤田さいき(70.9700)
<ゴルフ情報ALBA Net>