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ゴルファーではレアな傘マーク 山内日菜子の好きな言葉は…【世界にひとつのマイボール】

プロゴルファーのボールには名前、オリジナルのロゴなどが印刷され、そのオウンネームは唯一無二のデザインになっている。そこにどんな“想い”が込められているのか。深掘りしていきたい。

ボールデザインをよ〜く見てみよう【写真】

◇テーラーメイドと契約を結ぶ山内日菜子が選んだのは新作の“赤”だ。「柔らかい方が好き、っていうこだわりはなくて。黒と赤ならディスタンス系の赤を使おうと。クラブも良くなっているという面では飛んでいますね」とボールは『TP5x』、ドライバーは『Qi10 MAX』を愛用。米国女子ツアーで今季8戦6勝のネリー・コルダ(米国)と同じ組み合わせで戦っている。オレンジ色で名前が書いてあるが、『ん?』と違和感がある人もいるだろう。日菜子をローマ字で書くと『HINA“KO”』だが『HINA“CO”』とプリントされている。「KOにはノックアウト=負けるという意味があるから、COにしようと父と話していました。それをいまも守っています」。勝利のために、縁起の悪そうな語呂合わせは避けているようだ。そしてその名前を傘と晴れマークが挟んでいる。これは好きな言葉「No Rain, No Rainbow」をイメージしたもの。直訳すれば、雨が降らなければ虹は出ない。「失敗がなければ成功もしない」という意味だ。「本当は虹マークにしたかったけれど、傘マークと晴れマークにしました。ボールに傘をつけている人をあまり見ていないので、そこもお気に入りですね」。ゴルフでは雨は好まれないが、ボールマークに入れてみてはいかが?

<ゴルフ情報ALBA Net>