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タイガー・ウッズが朝の人気番組に生出演 シェフラーの強さ、家族、新ウエアについて赤裸々トーク

1日、ニューヨークシティを訪れていたタイガー・ウッズ(米国)はNBCの朝の人気番組、トゥデイショーに生出演した。約9分間のライブトークでスコッティ・シェフラー(米国)の強さ、父のアールさんや娘のサム、息子のチャーリーなど家族について語った。

虎のロゴをよ〜く見てみると…【写真】

2月に発表されたテーラーメイド社によるタイガーの新アパレル『Sun Day Red』(サンデーレッド)が“ザ・ハント”(狩り)と題した新しいテーマを発表。トレーニングや早朝の練習場で着用するウエアとしてパーカーや3Dニット、Tシャツなどが揃うが、そのプロモーションとしてテレビ出演をした。MCを務めるカールソン・デーリー氏は南カリフォルニアのジュニア時代をともに過ごした仲。デーリー氏は「ジュニアの試合を戦ったあと、40度を超えるなかでタイガーはお父さんと練習場で球を打っていた。僕らはあいつは信じられないやつだと言っていたんだ」と、30年以上も前の思い出を明かした。タイガーは長男のチャーリーくんと2006年に亡くなった父のアールさんが会えなかったことを残念がった。「彼らが会っていたら、間違いなく意気投合していたはず」と話した。また長女のサムさんがゴルフをプレーしない理由として「サムにとってゴルフは父親との時間を奪っていったものだと感じているようだ」とし、サッカーを選んだという。現在の世界ランキング1位で直近5戦中4勝とタイガーの全盛期のような活躍を続けるシェフラーについては、「あの足を滑らせるスイングから放たれるショットの精度が本当にすばらしい。パットが入らなければ10位、そこそこでも優勝争い、パットが入れば必ず勝つ」と称賛した。『Sun Day Red』は「母がぼくにとって『赤』がパワーカラーだと信じていた。ジュニア時代に赤を着て最終日を戦ったら勝った。たまに青を着たら勝てなかった。以来、大きな試合、重要な最終日にはずっと赤を着ている」とエピソードを話した。虎をあしらったロゴマークにもこだわりがある。「15のストライプがあって、これはぼくのキャリアで成し遂げたメジャー15勝を意味している。でもこのロゴマークを壊すことがぼくの目標なんだ」。メジャー16勝目を挙げてロゴの変更をさせたいという。先月の「マスターズ」では大会24回連続予選通過の新記録を打ち立てたが、60位で終了。その後は実戦から離れているが、「足はいつも痛い。常にアイシングや治療を続けている」と体調について話した。次戦は2週後の「全米プロ選手権」(5月16〜19日)。2000年にタイガーが勝利したケンタッキー州のバルハラGCでメジャー16勝目を目指す。(文・武川玲子=米国在住)

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