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岩井明愛、テキサス→千葉の強行軍もなんのその「最終日最終組で回れるように」

<パナソニックオープンレディース 事前情報◇25日◇浜野ゴルフクラブ(千葉県)◇6669ヤード・パー72>先週に米テキサス州で行われた海外メジャー「シェブロン選手権」に出場した岩井明愛は、帰国後に即ツアー復帰という形で今大会に出場。疲れた様子も見せず「最終日最終組で回れるように、皆さんを盛り上げられるように頑張りたいです」と力強い意気込みを口にした。

シブコ似のキャディさんとコンビを組む原英莉花【写真】

火曜日の午後に帰国し、この日のプロアマが初めてのラウンド。「グリーンがかなり止まるので、ピンまでしっかり打っていくことができれば、チャンスがあると思います」。十分に練習ラウンドを重ねたわけではないが、今大会を含め、アマチュア時代から何度もプレーしてきたコースだけに不安はなさそうだ。体調面については「コンディションは悪くないです。疲れもそんなにないし、時差ボケもあんまりないと思います」。辛い時でも弱音を吐くタイプではない。これが100%本音なのかは分からないが、その表情からは疲れた様子は感じられなかった。今季の海外メジャー初戦は30位タイでのフィニッシュ。予選を通過したことに満足はしておらず「もう少しテレビに映るような位置で戦いたかったなというのが大きいです」。メジャーを戦う中で感じた課題として「耐えるゴルフが必要だと感じました」と話す。コースセッティングが異なる国内ツアーはバーディ合戦のイメージが強いが「毎週同じことなので、これからはもっと耐えるゴルフができたらいいなと思います」と続けた。普段から日本女子プロゴルフ協会のオフィシャルYoutubeチャンネルにアップされるハイライトで自身のプレーをチェックすることがあるが、「最近はあんまり映っていないので見てないですね。今週頑張ります(笑)」。今週はテレビにも、ハイライトにもたっぷり映るよう上位で好プレーを見せるのが目標だ。今季はここまで国内7試合に出場してトップ10入りが2回と、年間女王争いを演じた昨季に比べるとやや寂しい成績。休養ではなく、海外メジャーからの連戦を選んだ今大会で、一気に上昇気流に乗りたいところだ。(文・田中宏治)

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