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LIVゴルフのグレッグ・ノーマンがオーガスタに登場 今年はLIV勢から13人が出場

<マスターズ 事前情報◇10日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7555ヤード・パー72>「マスターズ」の開幕前日、LIVゴルフのCEOを務めるグレッグ・ノーマン(オーストラリア)が会場に姿をみせた。「今年は13名のLIV勢が出場している。彼らを支えるためにここに来た」と米ワシントンポスト紙に答えた。

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「“ボスが来ている。頑張らないと”と選手が思ってくれるならなんでもする」と話した。ノーマン自身は23度、マスターズに出場した。2位3回を含むトップ5は8度。6打リードの首位で最終日を迎えた1996年では、逆転負けをしたことはよく知られている。ノーマンがオーガスタの地に戻るのは2021年以来3年ぶりで、22年6月にLIVゴルフがスタートした。昨年のオーガスタ・ナショナルGCは「大会に集中したい」とノーマンを招待しなかった。「メジャーチャンピオンの私には、オーガスタを訪れる招待状が届いていたが、昨年送られてきた普通の入場チケットだけだった。本当にがっかりした」と1年前の出来事を打ち明けた。昨年は18名のLIV勢がマスターズに出場した。今年は昨年覇者のジョン・ラーム(スペイン)が昨年12月にLIVゴルフに電撃移籍、昨年のマスターズ2位のブルックス・ケプカ(米国)ら13名が出場するが、LIVゴルフは世界ランキングポイントを獲得できないため出場選手は減少している。10日に会見したオーガスタ・ナショナルGCのフレッド・リドリー会長は「我々の大会は出場人数が少ない招待試合。伝統的に歴代チャンピオン、アマチュア選手をとても大事にしている。しかし、世界のベスト選手が集まる大会、どこのツアーで戦っているかは関係なく招待する」とLIV勢を排除しないことを明確にした。今年は久常涼とともにホワキン・ニーマン(チリ)を特別招待された。「ニーマンは欧州ツアー、オーストラリアですばらしいプレーをした」とリドリー会長。出場資格の変更は現状では考えていないが、「ふさわしい選手は招待する」と話した。

<ゴルフ情報ALBA Net>