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石川遼の2024年が開幕! “ベストな結果”ではなく「最善の選択を」

<東建ホームメイトカップ 事前情報◇26日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)◇7069ヤード・パー71>東建多度カントリークラブ・名古屋で国内男子ツアーの新シーズンがいよいよ開幕する。約3カ月間の充実したオフを過ごした石川遼が今季初戦に挑む。

石川遼 伝説のウォーターショットはここから生まれた【写真】

オフシーズンは基本的にトレーニングをして過ごしていたと話す石川は、「いい体の状態を保っていけるように」とトレーニングの強度を上げ、シーズンを通してパフォーマンスの維持と怪我の予防を目的として行った。ゴルフは3月の中旬に5日間ほど行ったぐらいで、トレーニングをメーンにフィジカルの強化に努めたという。ゴルフ合宿では「150ヤード以内からグリーン周りのアプローチはかなり重点的にやりました」とショートゲームを集中的に行い、準備を整えた。そこで行われたクラブテストの結果、これまで5本のウェッジだったセッティングを3本に変更。新しい組み合わせで今シーズンをスタートさせる。「今大会に向けては本当に楽しみにしてきました。絶対にできる、みたいな段階ではまだないので、すごく不安もありますし、緊張もありますが、そのとき与えられる状況のなかで自分にとって“最善の選択”をしたいと思います。ベストな結果を狙うということではなく、“最善の選択”をいかにしていけるか」試合中に出くわすあらゆる選択肢に対して、どれだけ最適な判断を下せるかが開幕戦の課題となる。オフに取り組んだフィジカル面の強化で、心も体も一段とレベルアップしている石川。そのプレーに注目したい。(文・高木彩音)

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