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PIF会長とPGA理事メンバーが初の会合へ マキロイは「解決に近づくことを期待」

PGAツアーの選手理事会メンバーとサウジアラビア政府系ファンド『PIF』のヤシル・アルルマヤン会長による初のミーティングが、現地18日に予定されている。昨年11月にPGAツアーの政策委員会を辞任したローリー・マキロイ(北アイルランド)は、「解決に近づくことを期待している」と述べた。

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PGAツアーとLIVゴルフを支えるサウジアラビア政府系ファンドのPIFは、昨年6月に電撃合併計画を発表。しかし、事前の期限である2023年末までに合意に達することができなかった。そのなかで、18日に「ザ・プレーヤーズ選手権」の会場近くの私邸で、選手理事会と初めてのミーティングが行われると報じられた。理事会にはタイガー・ウッズを代表に、パトリック・キャントレー、ジョーダン・スピース、ピーター・マルナッティ、ウェブ・シンプソン(いずれも米国)、アダム・スコット(オーストラリア)の6名がいる。ウッズを含む選手たちがついにアルルマヤン氏と会うことになったことについて、「何カ月前からもそうなるべきだったと思うので、それが実現してうれしいよ」と歓迎した。そして、マキロイはPIFとLIVゴルフの間には“溝”があると話す。「ヤシルとそのまわりの人たちと時間を一緒に過ごしたけど、LIVは彼ら(PIF)にひどいことをしていると思う。LIVは好きなようにやっている」と持論を展開した。「一晩で解決することじゃないと思うし、投資を確定させられたら、和解に近づく。全員を喜ばせることはできないけど、せめてみんなに理解してもらえれば」と統合問題解決への進展を期待した。

<ゴルフ情報ALBA Net>